第8話
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ぎて、後で後悔しても責任は取らないわよ。…………………それと言っておくけど私は基本、常にロイドと共に行動するわ。それでもいいのかしら?」
一方ルファディエルは不愉快そうな表情で呟き、少しの間考え込んだロイドの手にある捜査手帳とバッジを手に取り、捜査手帳を異空間にしまった後、セルゲイに確認した。
「ああ、好きにしな。お前の部署も特務支援課である事は既に承認済みだ。ま、これからはお前と俺はそいつらの上司同士の関係ってわけよ。よろしく頼むぜ。」
「………ええ、よろしく。」
「ル、ルファ姉!?本当に引き受けるの!?」
セルゲイの言葉に溜息を吐いて頷いた後服に”警部”の階級を示すバッジを付けたルファディエルを見たロイドは驚きの表情でルファディエルを見つめて尋ねた。
「ええ。上から束縛されない権利は持っていても損ではないし、時には貴方達の助けになるわ。」
「け、けど下手したら、ルファ姉も一昨日の俺達のように面白可笑しく報道されるかもしれないんじゃ……?」
「心配してくれてありがとう、ロイド。………報道関係に関しても元の世界にいた時、私が天使軍を代表して応対していたからそういう事にも慣れているわ。これからは貴方達の上司になるけど………私に関しては上司に対する態度で接してもらわなくていいわ。私はロイドのように正規の方法でなった警察官ではないから気楽な態度で接してね。」
ロイドの言葉にルファディエルは微笑みながら答えた後、エリィ達を見回して言った。
「ふふっ………女性の上司ができるなんて嬉しいです。これから色々ご指導、よろしくお願いします。」
そしてルファディエルに視線を向けられたエリィは微笑みながら会釈をし
「………よろしくお願いします。」
ティオは静かに頭を下げ
「いや〜、こんな美人なお姉さんが上司になるなら、大歓迎ッス!俺にもご指導よろしくお願いしま〜す!」
ランディは嬉しそうな表情でルファディエルを見つめて言った。
(かかかっ!油断したらルファディエルが取られるぞ?ロイド。)
「(あのなぁ………)………ハハ………まさか戦闘だけじゃなく、職場でもルファ姉にお世話になってしまう事になるなんてな………本当にルファ姉には頭が上がらないよ。………よろしく、ルファ姉。」
そしてギレゼルのからかいを聞き呆れたロイドは苦笑しながら、ルファディエルを見つめ
「ええ、よろしくね。」
見つめられたルファディエルは微笑んだ。
「俺は大抵、そこの部屋にいるが昼寝やら雑誌を読むので忙しい。あんまりアテにしないでなるべく自分達で解決するか、ルファディエルを頼れ。そんじゃーな。」
一方ロイド達の様子を見たセルゲイは伝言をした後課長室に戻り
「ちょ、ちょっ
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