第7話
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で驚き、ランディは嬉しそうな様子で尋ねた。
「ああ。3名配属される予定になっている。」
「おおっ!ちなみに歳は?」
「一番上の姉が15で、その下の妹達は14と聞いている。」
「ガクッ!ティオ助と同じお子様ばかりッスか………」
(………むっ………)
「あのなぁ………」
自分の質問の答えを聞いたランディは肩を落とし、ティオはジト目でランディを睨み、ロイドは呆れ
「………仲間が増えるのはいいのですが、その方達はこの特務支援課がどういった部署なのか知っているのでしょうか?」
エリィは真剣な表情で尋ねた。
「ああ、当然知っている。………ちなみに戦闘経験に関しては心配ないとの事だ。なんでも話に聞けば”工匠”という職業は物を創る為の材料を探すために、魔獣が生息する土地に出かけて材料を採取しているらしいからな。その3人も当然”工匠”で戦闘経験はあるとの事だから、戦闘の点ではむしろ向こうの方がお前達より先輩だと思うぜ。………という事だから、その3人が来たら、世話を頼むな。」
「了解しました。それでは失礼します。」
そしてセルゲイの言葉に頷いたロイドは仲間達と共に退室しようとしたが
「あ………ねえ、みんな。せっかくだからメヒーシャ達とも顔合わせをした方がいいんじゃないかしら?」
ある事に気づいたエリィがロイド達を呼び止めて提案した。
「あ、そうだな………これから一緒に戦って行く仲間になるしな……」
「ま、いいんじゃねえの。」
「………そうですね。現在の戦力を把握しておくべきでしょうし。」
エリィの提案にロイド達は納得し
「あん?何の話だ?」
セルゲイは不思議そうな表情でロイド達に尋ねた。
「――――ルファ姉、ギレゼル!」
「―――メヒーシャ!」
「―――ラグタス、ラテンニール!」
「――――エルンスト!」
するとその時、ロイド達は契約している仲間達全員を召喚した!
「…………………………」
それを見たセルゲイは呆けた表情をした後
「………おい。これは一体どういう事だ?」
すぐに気を取り直してロイド達に尋ね、ロイド達はそれぞれの事情を説明し、ロイド達とルファディエル達は互いに自己紹介をし合った後、ルファディエル以外は全員自分からそれぞれが契約している主に戻った。
「………なるほど………な。クク………まさか天使と悪魔がお前達に力を貸しているとはな………それにしても、こんな形でお前も警察入りするとはな、ルファディエル。警察のお偉方が知ったら、さぞ喜ぶだろうな。3年前に消息を絶っていたが………久しぶりに顔を見せたと思ったら、そんな予想外な姿で現れるとはな。」
事情を聞き終えたセルゲイは口元に笑
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