暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic5先駆者と悩める少女〜Dragon Tamer〜
[9/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
城壁内に突撃した。そしてアイリが『直撃ぃ〜♪』俺の内で嬉しそうに指を鳴らす。
「AMFが解除されたな」
武装兵が何か叫びながら携えていたライフルを俺に向けてパンパンと撃ってくる。ただの銃弾など目を瞑っていても避けられる。さらに城壁上に何十基と設置されているレールガンからも砲撃が放たれてきた。射角からしてルミナには当たらないだろうし、キャロの方へと向かないように注意を払う。
『マイスター。空戦形態ヘルモーズ、発動するね』
アイリからそう提案される。城壁を1周するだけで何分かかるか判らないし、「そうだな。頼む」アイリの提案を受け入れる。
『ヤー!』
――
瞬神の飛翔
(
コード・ヘルモーズ
)
――
剣翼12枚が背よりわずかに離れ、薄く長いひし形10枚の蒼翼を展開。飛行速度を跳ね上げさせ、城壁の外周を飛び回りながらパシエルで城壁とAMF発生装置を破壊していく。そして・・・
「こちらブレイカー1。要塞のAMF発生装置、その全基の破壊に成功。これより砲台の破壊、武装兵の無力化を行います」
『確認しました。引き続きお願いします。ブレイカー2も武装レールウェイの車両をつつがなく破壊していっています。全兵器の破壊を確認後、後続部隊を投入します』
「了解」
15分と掛けてAMF発生装置をすべて破壊し終え、見張り窓や破壊した穴から炎や黒煙が上がる。この時にはもう武装兵は俺への攻撃を完全に止め、消火活動に手一杯といった風だ。消火活動が終わるまで俺やルミナには構っていられないだろう。
『マイスター、マイスター! 見て見て、ルミナ、すっごいよ!』
アイリからそう言われて地上を見れば、ルミナはガトリングガンや砲弾の雨の中を何の苦もなく駆け抜け、装甲列車の80両弱を見るも無残に分解していっていた。アイツだけ本当に敵に回したくないよな。
「さ。俺たちもレールガンを潰すぞ」
『ヤー!』
城壁上のレールガンからの砲撃はなおも続く。AMFがもう機能していない今、俺たちの障害にはならない。だから・・・
「大人しく・・・墜ちろぉぉぉぉーーーーッ!!」
――
崇め讃えよ
(
コード
)
、
汝の其の御名を
(
ミカエル
)
――
22枚中20枚の蒼翼を背より離し、蒼翼を20の砲門として運用する。先端より砲撃を連射し、レールガンの生命線となる電力供給ケーブルを破壊して砲弾を撃てなくしてから、本体である砲台を粉砕する。
『こちら本部。ブレイカー2が武装レールウェイの全車両を破壊。城塞の門を突破して街に突入しました。これより後続部隊を送りたいので、ブレイカー1、砲台の破壊および武装兵の無力化を急いでください』
「了解。砲台に関しては全基無力化が済んでいる。武装兵も直に無力化する。今すぐ後続部隊を突入させて
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ