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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter57
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なことさせませんわよ」
聞いたこともない女性の声が聞こえると警戒したときだった。
雄也「なっ!?」
音姫「雄也くん!?」
右の壁から魔法陣が出現しそこから岩石の拳が俺にめがけて飛び出してきて咄嗟の判断が遅れて防御魔法が間に合わず、アークで防ぐが拳に押されて逆の壁に打ち付けられる。
雄也「がはぁ…!?」
背中を強打したことに肺から空気を吐いてしまう。
雄也「ぐっ…!これはただ者の攻撃じゃないな…」
???「咄嗟にデバイスで防御するとは…流石は期待されてたエースであることはあります」
司令室の扉が開き中から、下っぱの局員とは全く気迫が違う女性が現れる。
雄也「お前は…」
???「御初にお目にかかりますわ、私はエスミ…前の部隊エースであったツキミヤさんに会えるとは光栄ですわ」
音姫「エスミ…ジュード君がいってた!?」
雄也「ああ、要注意人物の一人だ」
まさかこんなところで…いや、重要な施設だからこそこんな場所で出くわしたのであろう。
どっちにしても、目の前の敵を倒すことには変わりはない。
どれ程の力量か計りながらもアークを構える。
雄也「音姉と優花は下がっていて!こいつは俺一人で倒す」
音姫「そんな、無茶だよ!」
一人で倒すことに音姉が反対する。
俺のからだの事を考えての話だろうが…今は第一に目の前のこいつを倒すことなのだ。
雄也「ごめん、音姉、それは聞けない…今回の相手はちっとやそっとじゃ勝てないだろうし…それに優花はなにもせずに下がっていてくれよ…下手を打てば、不利になるかもしれないしな」
優花「…っ!」
相手はこれまでとは違うAランク…1つのミスが敗北に繋がる可能性もある。
一対一で相手の動きを見切り…的確に当てる。
雄也「さあ、行くぜ」
エスミ「あなたを倒して…私は更に上に行きます、そのための踏み台となってもらいますわ!」
そういってエスミは持っているタクト型のデバイスを振るい、俺とゴーレムクイーンのエスミとの戦いの火蓋が切って落とされた。
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