第6話
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人って確かリベールに住んでいるんだろう?リベールの貴族と言えば王家ぐらいだし………一般人のセシル姉が王家の人達と会える訳ないよ。」
ルファディエルの推測を聞いたロイドは驚いた後、苦笑しながら言った。
「――――いえ、まだ他にも貴族がいるわよ。それもリベール王家を超えるほどの。」
「へ………?」
そしてルファディエルの言葉を聞いたロイドは呆け
「このゼムリア大陸とは異なる世界の国――――メンフィル帝国。確か彼の国の皇家の一部の者達がリベール領内にある大使館に住んでいるはずよ。もし彼の国の皇家の誰かと付き合っていたなら、さっきの疑問にも納得がいくわ。一番の有力候補は………現在判明しているメンフィル皇家の男性の中でこのゼムリア大陸に滞在している事が多い男性―――”大陸最強”、”英雄王”、”覇王”、”闇王”、”魔王”、”剣皇”とさまざまな異名を持つメンフィルの前皇帝であり、現メンフィル大使――――リウイ・マーシルンかしら。」
「ま、まっさか〜。第一、一般人のセシル姉がどうやったらメンフィル皇帝と会えるんだよ。それはさすがに考えすぎだと思うよ。」
ルファディエルの推測を聞いたロイドは苦笑しながら言った。
「………そうね。………さてと。貴方も明日に向けてそろそろ休んでおきなさい。」
「うん。」
その後ルファディエルを自分の身体に戻したロイドは自室に戻って身体を休めた。
そしてその翌日、ロイド達は課長室でセルゲイにそれぞれの答えを聞かれた………
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