第4話
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」
「それに関しても前に断わっているはずだが………」
断りの言葉を言った後去って行くアリオスを追って行った。
「………何でしょう、今の。」
「俺達のことをピエロに仕立てあげようって肚みてぇだが………結構好みのお姉さんだけどちょいとクセがありそうだなぁ。」
「ふう………そんな問題じゃないでしょう。」
アリオスたちが去った後ティオはジト目でアリオスたちが去った方向を見つめ、ランディは真剣な表情で呟いた後疲れた表情で溜息を吐き、ランディの言葉にエリィは溜息を吐いた後真剣な表情でロイドに尋ねた。
「それでロイド、どうするの?」
「あ、ああ………セルゲイ課長が出した課題はクリアしたし………いったん警察本部に戻ろう。子供たちの件についてもきちんと報告しないと………」
エリィの疑問にロイドが答えたその時、エニグマが鳴りはじめた。
「これは………さっき貰った戦術オーブメント………もしかして通信が入ってきているのか?」
「ええ、そうみたいですね。そこの赤いボタンを押せば通信モードに切り替わります。」
「ああ、これか………」
ティオの助言を聞いたロイドはエニグマに付いているボタンを押して、エニグマに耳を当てた。
「えっと………ロイド・バニングスです。セルゲイ課長ですか?」
「あ、ロイドさん!あの、わたしです。先程受付でお会いした―――」
「あ、さっきの………えっと、一体どうしたんですか?」
「えっと、それがですね………その、急いで警察本部に戻ってきていただけますか?何でも副局長がお呼びみたいで………」
「ふ、副局長………?」
通信相手―――フランとの会話を終えたロイドはエリィ達と共に警察本部に戻って行った。
〜クロスベル警察本部・副局長室〜
「――――まったく!いったい何のつもりだね!?任務に関係ないことに首を突っ込んだあげく………!あのアリオス・マクレインに手柄を持っていかれて………っ!お、おまけにそれを『クロスベルタイムズ』にすっぱ抜かれてしまうとは!!!」
「いや、ですが………」
警察本部に戻ったロイド達は副局長――――ピエールに叱責を受け、ロイドは仲間達を代表して言い訳をしようとしたが
「うるさい、言い訳無用だ!」
ピエールはロイドの言葉を一蹴した。
「まったく、だから私は新部署設立など反対だったのだ!あの忌々しいセルゲイのヤツが交換条件を持ち掛けなければこんな事には………!」
「あの、それはどういう………」
「ええい、君達には関係ない!」
自分の言葉に疑問を想ったエリィの言葉をピエールは再び一蹴した後、ロイド達から視線を外して小声で呟き始めた。
「い、いや………そ
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