第3話
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を確認したルファディエルは驚きの表情で男性を見つめた。
「す、すっげ――――――っ!すげ――っ!すごすぎるよ、アリオスさんっ!うっわ〜っ!いいもん見ちゃったなああ!」
「あ、ありがとう、アリオスさん!でも、どうしてここに………?」
一方リュウはアンリと共にはしゃぎながら男性―――アリオスにかけより、アンリはお礼を言った後尋ねた。
「ああ、広場のマンホールに子供が入っていくのを見たという報せがあってな。しかし無茶をする。もしものことがあったらどうするつもりだ?」
尋ねられたアリオスは答えた後、アンリ達に注意をし
「ううっ………ごめんなさい。」
「その………悪かったよ。」
注意をされたアンリ達は気まずそうな表情で謝った。
「フ………まあ、無事ならそれでいい。もう夕方だ。とっとと出て家に帰るぞ。」
「うんっ!」
「わかりました!」
そしてアリオスはリュウ達を促した後、出口に向かったが呆けた様子や黙り込んだ様子で自分を見つめるロイド達に気づいた後、ロイド達に振り向いて言った。
「――――どうした?お前達は戻らないのか?」
「え、ああ…………そうですね。一緒に戻らせてもらいます。」
「なら、グズグズするな。先程のようなこともある。最後まで気を抜かないことだ。…………まあ、お前がいれば先程のような事があっても大丈夫だとは思うが。」
ロイドの返事を聞いたアリオスは忠告をした後ルファディエルに視線を向け
「…………………」
視線を向けられたルファディエルは真剣な表情で黙り込んでアリオスを見つめ、アリオスは踵を返してアンリ達と共に出口に向かった。
「まったくよ〜………美味しい所だけ奪うとは……何者なんだよ、あの人間。」
「チッ、興が削がれたよ。」
アリオスが去った後ギレゼルとエルンストは面白くなさそうな表情で呟いた後ロイドとランディの身体に戻り
「…………メヒーシャ、ラグタス将軍。」
ルファディエルは真剣な表情でメヒーシャとラグタスを見回し
「………はい。後で何故ルファディエル様達もこの世界にいるのか、話を聞かせて頂きます。」
「………うむ。」
見回された2人はそれぞれ頷いた後エリィとティオの身体に戻り、ルファディエルはロイドの身体に戻った。
「…………………」
一方ロイドは真剣な表情でアリオス達が去って行った方向を見つめ
「かあ〜っ!なんていうオッサンだよ?まとってるオーラが尋常じゃないというか………」
「……腕前の方も普通ではありませんでした。いったい何者なんでしょう?」
ランディは感心した様子で興味深そうな様子のティオと共にアリオス達が去った方向を見つめ
「そう、あの人が
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