第2話
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っていたが
「――――ロイド!今は驚いている場合じゃないわよ!この場合の”最良の策”は、どうすればいいのか教えたでしょう!?」
「!!そうだった………!(予想外の味方の登場………この場合はまず戦力の分析………!)」
すぐに状況を思いだし、気を引き締めたルファディエルの叫びに我に返った後、かつて教わったルファディエルの戦術や策と現在の状況を照らし合わせながらメヒーシャ達を見回して、ルファディエルから常日頃教えられた”最良の策”を実行する為に考え込んだ後
「―――ルファ姉、ギレゼル!そちらの3人はどのぐらい強いんだ!?」
ルファディエルとギレゼルに視線を向けて尋ね
「メヒーシャとラグタス将軍はかつて私と共に天使の軍勢を率いた将で2人は最前線で戦っていた実力者よ!それこそ目の前にいる魔獣達の撃破は容易に可能よ!」
「当然、エルンストも我輩と同じ悪魔達を率いていた将で、あのラグタスといつも引き分けている実力者だぜ!」
尋ねられた2人はそれぞれ答えた。
「………エリィ、ティオ、ランディ!3人はそれぞれが召喚した相手を主力に一人一体の撃破を狙ってくれ!俺もギレゼルと共に残りの一体の撃破を狙う!」
そして2人の答えを聞いて少しの間考え、答えを出したロイドはエリィ達に指示をし
「!わかったわ!」
「了解しました………!」
「アイサー!」
ロイドの指示に3人は頷き
「メヒーシャ!行くわよ!」
「ラグタス、行きますよ。」
「エルンスト、お前もだ!正直言って目の前の魔獣に俺達の装備じゃたちうちできねえ。お前の力に頼らせてもらうぜ!」
エリィ、ティオ、ランディはそれぞれが契約している者達に呼びかけた後、
「ああ!」
「………うむ。……どうやら貴様とは再び共闘だ、エルンスト。」
「ハハハハハハッ!そのようだね!あんたがどこにいるのかもようやくわかった………これでいつでもあんたと戦える!ランディ!感謝するよ!あんたが警備隊をクビになって、この『特務支援課』に来たお蔭でラグタスと会えたんだからね!」
「どさくさに紛れて余計な事を言うんじゃねえ、エルンスト!とっとと片付けるぞ!」
エリィはメヒーシャと、ティオはラグタスと、ランディはエルンストと組んで大型の魔獣に一体ずつ向い
「ルファ姉は子供達の守りと後方からの援護を頼む!ギレゼル、行くぞ!!」
「(フフ………ちゃんと”最良の答え”を導き出せたわね………)わかったわ!」
「おう!行くぜ、ロイド!」
ロイドはルファディエルとギレゼルに指示をした後、ギレゼルと共に残りの一体に向かった!
「…………フッ………驚いたな…………まさか彼ら全員もエステルのような切り札がいるとは
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