第2話
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………」
ロイドの言葉にアンリは素直に謝ったが
「へ〜、兄ちゃんたち、初めて見るカオだね。けっこう強いみたいだけど新人のヒト?」
リュウは謝らず、感心した様子でロイド達に尋ねた。
「へ………」
「ったく………調子のいいガキンチョだな。助けられたんだったらまずはお礼を言うのが先だろ?」
尋ねられたロイドは呆けた声を出し、ランディは呆れた後注意をした。
「へへっ、まあ助かったよ。オレ達を無傷で助けたし………ま、一応合格だな。」
「はは………精進させてもらうよ。」
「ふふ、でも無事でよかった。とにかく一度、外に出るとしましょうか。」
リュウの言葉を聞いたロイドは苦笑し、エリィは微笑んだ後提案をし
「……そうですね。どうやら終点みたいですし。一応、セルゲイ課長の課題もクリアしたことになりますね。」
エリィの提案にティオは周囲を見回しながら頷いた。
「そうか………」
「ま、こんなハプニングがあるとは思ってもなかったけどな。そんじゃ、ガキどもを送ったら警察本部に戻るとするか。」
「「……………」」
ロイドとランディの会話を聞いていたアンリとリュウは顔を見合わせて黙り込み
「ん、どうしたんだ?」
2人の様子に気づいたロイドは尋ねた。
「あのさ………兄ちゃんたち。兄ちゃんたちってやっぱり新人なんだよな?」
「あ、ああ………そうだけど。しかしよくわかるな?制服だって着てないのに………」
「せ、制服………?」
「あ、あのー、ひょっとして。お兄さんたち………ギルドの人じゃないんですか?」
ロイドの答えを聞いたリュウは首を傾げ、アンリは恐る恐る尋ねた。
「えっ………」
「ギルドって………”遊撃士協会”のこと?」
アンリの質問を聞いたロイドは驚き、エリィは尋ね
「ギルドっていったら他にあるわけないじゃん。え、なに!?本当に遊撃士じゃないの!?」
エリィの質問を聞いたリュウは答えた後、信じられない表情でロイド達を見つめた。
「い、いや………俺たちは、クロスベル警察に入ったばかりの新人だけど………」
「ええっ!?」
「ケーサツの人間っ!?」
そしてロイドの話を聞いたアンリとリュウは信じられない表情で叫び
「うっそだぁ!どうしてケーサツのお巡りがこんなところにいるんだよ!?」
リュウは驚きの表情で言った。
「あ、ああ……ちょっと事情あってさ。任務の途中で君達を見つけたって訳なんだけど。………でも、そんなに不思議なことか?」
「だってさあ!ケーサツのお巡りっていったら腰抜けで見栄っ張りって有名じゃんか!」
「え”。」
リュウ
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