第2話
[5/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「(くっ………!)――――エリィ!奴らの注意を引きつけてくれ!」
ロイドは咄嗟に判断をしてエリィに指示をし
「!わかった………!」
ロイドの指示に頷いたエリィは導力銃で魔獣達を攻撃し、魔獣達の注意を自分達に向けた。
「………何とか注意を逸らせたみたいです。」
「よし、片付けるぞ!」
魔獣たちの様子を見たティオは呟き、ロイドは号令をかけて仲間達と共に戦闘を開始した!
「「「「「……………」」」」」
戦闘が開始されると魔獣たちがロイドに襲い掛かって来たが
「………眠りに包まれなさい!昏睡の霧!!」
ティオが放った魔術によって発生した特殊な霧に包まれた魔獣達は傷つくと同時に眠りに落ち
「よし!敵の動きが止まっている内に一気に叩くぞ!せいっ、はっ、たぁっ!!」
敵達の様子を見たロイドは号令をかけた後、クラフト―――アクセルラッシュを放って一部の敵達にダメージを与え
「風の刃よ!旋刃!!」
ティオとロイドが攻撃している間に詠唱を終えて放ったエリィの魔術によって発生した風の刃で敵達の一部を切り裂くと同時に倒し
「コイツで………止めだっ!!」
ランディはクラフト―――パワースマッシュを放って残りの敵達に止めを刺した!
「ふう………」
「何とか子供達を傷つけずに済んだわね………」
「ハハ。今の戦闘はティオ助のお蔭で、楽に済んだな。………やるじゃねえか。」
「(………”影の国”での戦いと比べれば、非常に楽ですね………)………別に。大した事はしていません。……というか何ですか、その”ティオ助”という呼び方は。」
戦闘が終了するとロイドとエリィは安堵の溜息を吐き、ランディは口元に笑みを浮かべてティオに視線を向け、ティオは静かに答えた後ジト目でランディを見つめた。
「び、びっくりしたぁ………!」
一方リュウは驚きの表情で呟き
「リュウ、大丈夫!?ケガとかしてない!?」
アンリは心配そうな表情でリュウを見つめた。
「う、うん………ぜんぜんヘーキだぜ。それよりお前も無事でホントーによかったな!オマエ、どんくらさいからな〜。オレが助けてやんないと魔獣に喰われちまうと思ってさぁ。」
「よ、よく言うよ。自分だって魔獣に食べられそうになってたくせに………だいたい今度だってリュウが入ろうって強引に………」
「な、なに言ってんだよ!最初に「じおふろんと」の話をし始めたのはオマエの方だろー!?」
「だ、だからって本当に入るとか言い出すなんて………!」
そしてリュウとアンチは言い争いを始めたが
「はいはい。言い争いはそこまでだ。」
見かねたロイドが2人の言い争いを中断させた。
「ご、ごめんなさい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ