第2話
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の銃に持ち替え、気絶する魔力弾を範囲内の敵達に放つクラフト―――スタンブリッツを放ち、光の魔力エネルギーによる弾丸を受けた敵達は怯んだ!
「光よ!光霞!!」
「やあ!アイシクルエッジ!!………そこです、連続魔水弾!!」
そしてエリィとティオは魔術とアーツをそれぞれ放って敵達を弱らせたり、消滅させ
「燃え尽きちまいなっ!!」
スタンハルバードの切っ先に炎を宿らせたランディが魔力によって発生した炎を纏った渾身の一撃を放つクラフト――――ヒートスマッシュを放って、霧状の敵達を燃やし尽くすと同時に倒した!
「フウ………ようやく終わったわね。………それにしても凄いわね、ロイドの銃。私の銃では効かなかったのに………」
戦闘が終了し、安堵の溜息を吐いたエリィは銃を収めた後、ロイドが持つ双銃に視線を向け
「まあ、この銃は他の銃とは色々違うからね。………それよりさっきのランディの武器での攻撃、最初は通らなかったのに次の攻撃はなんで簡単に通ったんだ?」
視線を向けられたロイドは2丁の銃を見つめながら答えて腰に付けているホルダーに収めた後、ランディに視線を向けた。
「おー、よくぞ聞いてくれた。今のはちょいと秘密があってな………」
「秘密?一体何なんだい?」
「それはな………」
ロイドの疑問にランディが得意げな笑みを浮かべて説明しようとしたその時
「………魔力を武器に纏わせて攻撃する事で物理と魔法、両方を同時に放つ攻撃ですよね?」
「………そうだけど、よく知ってるな………」
ティオが先に説明をし、肩を落とした後ティオに視線を向けた。
「………知り合いの方達で”魔法剣”を使っている方達の戦い方を見た事あり、その時に原理を知りましたので。………最も、その人達の方がランディさんの技より圧倒的な威力がありましたが。その人達の”魔法剣”は一瞬で魔獣の軍勢を薙ぎ払うほどの威力でしたし。」
ランディの疑問を聞いたティオはかつて”影の国”で共に戦った仲間達――――リウイやセリカの”魔法剣技”を思いだしながら答え
「そこまで言わなくてもいいだろうが………つーか、魔獣の軍勢を一瞬で薙ぎ払うってどんな化物だよ………」
「それに、魔獣の軍勢と出会ったという経験とか凄く気になるんだけどな………」
ティオの答えを聞いたランディは疲れた表情で溜息を吐き、ロイドは苦笑しながらティオを見つめ
「……………………(”魔法剣”の使い手で魔獣の軍勢を一瞬で薙ぎ払うほどの実力を持つ人…………まさかね…………)……………」
ティオの話から心当たりのある人物―――――凄腕の”魔法剣”の使い手であり、自分に同じ剣術を使う娘と共に剣術を教えてくれた人物にして、自分にとって義兄の存在――――リウイ
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