第五十五話 最終編スタート!敵は宇宙人!!その十五
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「そういうことだったのね」
「そうだよ、どうしてくれるんだよ」
「一人倒したら一万ボーナスなんだよ今回」
「それがどんどん手前等が倒してるからな」
「こっちはボーナス全然入っていないんだよ」
「これまで一人だぞ」
「シャモジ持って人様の飯漁るだけが取り柄のたかが芸人そっくりの顔した奴ぶっ飛ばしただけだぞ」
先程の輩である。
「一万しかボーナスないんだぞ」
「手前等が片っ端から倒しやがって」
「こっちの得点奪うNPCかよ」
「ゲームで出たら敵よりむかつく奴等みたいだな」
「そんなの知らないわよ」
怒る二人にだ、瞬は冷静に返した。
「私達は私達で戦ってるのよ」
「日帝衆でか」
「ジャビット星人と、っていうんだな」
「そうよ、あんた達の事情は知らないわよ」
それこそというのだ。
「全然ね」
「ちっ、正論で返しやがって」
「こっちの都合はお構いなしか」
「主役の活躍まで邪魔しやがって」
「脇役がそれでいいのかよ」
「だからあんた達もう元主役よ」
冷静に返した瞬だった、今も。
「作者が実際に書いてるでしょ」
「作者まで敵かよ」
「俺達本当に敵しかいねえな」
「じゃあ今の主役そっちか」
「日帝衆だっていうんだな」
「主役なぞ関係ないでごわす」
その今現在の主役の言葉だ。
「ただ地球の、宇宙の平和を脅かす悪を成敗するだけでごわす」
「くそっ、すげえいい言葉だな」
「悟り開いてるじゃねえか」
「主役なんかどうでもいいんなら俺達が主役だ!」
「今ここで決まったからな!」
それも強引にだ。
「だから俺達主役だ、いいな!」
「読者もそれで納得しろ!」
「そういうことだ!」
「反対する奴には不幸の手紙送ってやるからな!」
「敵の援軍を退けながらでごわす」
西郷は主役の座にこだわる二人をよそに言う。
「敵の本拠地まで進軍するでごわす」
「了解です」
瞬が敬礼で応える、そしてだった。
日帝衆は地球の平和を守る為に進軍を開始した、主役の二人も。
「行くぞ主役としてな!」
「ああ、敵の本拠地までな!」
まだ主役の座に固執している。
「最後まで主役だ!」
「そのままいる為にな!」
「俺達もだ!」
「本拠地まで進撃だ!」
「巨人は惨敗の巨人だ!」
「完敗の巨人だ!」
読売ジャイアンツは進撃してはならないのだ。
「惨劇の巨人!」
「全敗の巨人!」
「敗北の巨人!」
「絶望の巨人!」
素晴らしい言葉が続く。
「負けろ巨人!」
「俺達に代わってな!」
こんなことを言いながらだった、二人はハングオンに乗ってだった。
敵の本拠地に向かう、だが。
「負けるな日帝衆!」
「戦え地球の平和の為に!」
全世界の人達が日帝衆の応援をする、日帝衆
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