最終話(3rd篇終了。零篇に続く)
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……寂しくなりますね。しばらくの間は、エリナ達の顔が見れないのですから………」
「貴女は過保護すぎよ。子供は旅をさせる事で成長するって昔からよく言われている事でしょう?」
メロディアーナは苦笑しながらセティ達を見つめ、エリザスレインは呆れた表情でメロディアーナを見つめた。
「リウイ達や留学でお世話になる職場の人達に失礼のないようにね、3人共。」
そしてウィルはセティ達を見回して話しかけ
「「「はい!」」」
セティ達はそれぞれ力強く頷いた。
「水那、アト、クレール、クレアンヌ。セティ達の事を頼むね。」
セティ達の返事を聞いたウィルは水那達を見回し
「はい!任せて下さい、お兄様!」
「まっかせて!アト、一杯頑張るよ〜!」
「へへーん!僕達がいれば何かあっても絶対大丈夫だよ!」
「セティは私達にとっても妹同然なんだから、セティ達の姉として頑張るわ、ウィル!」
水那達はそれぞれ力強く頷いた後セティ達に近づき
「水那姉さん、よろしくお願いしますね。」
「任せて下さい!みんなのお姉さんとして私、頑張りますね!」
セティに微笑まれた水那は頷いた後光の球体になった後召喚石になり、セティは水那の召喚石を懐に仕舞い
「アト姉さん、一緒に頑張ろうね!」
「うん!一緒に成長して、ご主人様に褒められよう!」
シャマーラに微笑まれたアトは光の球体になった後召喚石になり、シャマーラはアトの召喚石を懐に仕舞い
「クレール兄様、クレアンヌ姉様。しばらくの間、よろしくお願いします。」
「うん!新たな土地へ行く事……今から楽しみだね、クレアンヌ!」
「フフ、そうね。これからしばらくよろしくね、エリナ!」
エリナに微笑まれたクレールとクレアンヌは光の球体になった後一つの球体に合体し、そして召喚石になり、エリナは一つになった召喚石を懐に仕舞い、ウィル達に振り向いた。
「「「「「3人共……行ってらっしゃい!」」」」
そしてウィル達はセティ達に微笑み
「「「行ってきます!」」」
微笑まれたセティ達は微笑みで頷いた後メンフィル帝国の帝都ミルスが登録されてある”帰還の耳飾り”を使って、転移した。
〜同時刻・クロスベル自治州・ベルガード門〜
「お、来たか。」
クロスベルと両帝国の国境――――ベルガード門のバス停でバスを待っていたオレンジ色のコートを着た赤毛の男性は近づいて来る導力バスに気づいて呟き
「……向こうでふざけたり足を引っ張って、クビにならないようにしなさいね。」
男性の近くにいた軍服の女性は溜息を吐いて男性に忠告したが
「ククク………このあたいがいるんだから、無用な心配だよ!」
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