第120話
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見つめた。
「………うん、わかってる。」
「手紙……欠かさず出させてもらいますから。」
「シェラお姉さん達の返事、期待して待ってるね!」
そしてシェラザードの言葉にエステル達はそれぞれ頷き
「ふふ、こっちの返事がなかなか届けられない以上、たまにでいいわよ。でも、最近は導力通信のネットワークも整備されているらしいし………いざとなったら通信で王都支部に連絡してきなさいよ?」
「うん………そうさせてもらうね!」
「そちらこそ………何かあったら通信でいつでも連絡してください。」
「ミント達、いつでも駆けつけるよ!」
シェラザードの次の言葉にそれぞれ力強く頷いた。
「それとティオちゃん。せっかくこうやって知り合ったんだから貴女の妹弟子として親しくしてもらってもいいかしら?」
「ハア………というか年上の方に妹弟子と言われても正直、困るんですが………でも、シェラザードさんと親しくなる事には特に支障はありません。……これからはペテレーネさんの弟子同士よろしくお願いします。………と言っても、私がシェラザードさんに教えられる事なんてないですが。」
「フフ、そんな事は全然気にしていないわよ。」
シェラザードに話しかけられたティオは戸惑った様子で答えた後静かな笑みを浮かべて答え、答えを聞いたシェラザードは苦笑した。
「は〜、でも残念だなぁ。エステルちゃんやミントちゃんもだけど、ティータちゃんやティオちゃん達とも会えなくなっちゃうなんて……そうだ、リースさんとも!」
「わ、私もですか……?」
一方残念そうな表情で語った後真剣な表情で言ったアネラスの言葉を聞いたリースは戸惑い
「そうですよ!せっかく仲良くなれたと思ってたのに……またリベールに来たら絶対一緒に遊びましょうね!美味しいアイスクリーム屋、紹介しちゃいますから!」
「………それなら是非にでも。何でしたら戻り次第、最優先でお付き合いしますし、アイスクリームの代金はケビンが出してくれるので、よろしくお願いします。」
「あのなぁ………」
アネラスの答えを聞いたリースは微笑み、ケビンは脱力した。
「ふふ………まあ、ティータちゃんはアガット先輩がいない時にでも可愛がりに行っちゃうとして………」
「ふええっ!?」
「コラ………なに不穏なこと口走ってやがる。」
そしてアネラスは笑顔でティータを見つめ、見つめられたティータは恥ずかしそうな笑顔で慌て、アガットは呆れた後アネラスを睨み
「あはは、まあまあ。………ティオちゃんも今度会えたら、また一杯ぎゅって抱き締めさせてね♪」
睨まれたアネラスは微笑んだ後、ティオに視線を向け
「あれだけ抱き締めておいてまだ足りないんですか………というか、
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