第120話
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。」
「………どうか良い夢を。」
「ふふ、ありがとう。あなた方が去ったら”方石”の機能を停止させます。2度と甦ることはありませんから好きに処分してしまってください。」
「………承知しました。しかるべき人に託すことになると思いますわ。」
「ケビン………エリカ博士に渡すつもり?」
セレストの言葉に頷いて言ったケビンの言葉を聞いたリースは意外そうな表情でケビンを見つめ
「ま、そうでもしないとあの人も収まり付かんやろ。可愛い我が子が巻き込まれてるくらいやし。」
「………そうかも。」
見つめられたケビンは疲れた表情で答え、リースは苦笑しながら頷いた。
「そんじゃあリース、オレたちも行くとするか!」
「うん………何だったら一緒に手をつないで行く?」
「へ………」
リースの提案を聞いたケビンは驚き
「………ふふ、冗談。でも、一緒に行こうね。姉様が夢見た………いつか、辿り着く場所に。」
リースは静かな笑みを浮かべて答えた。
「ああ………あらためて………よろしく頼むで、相棒!」
「うん………!」
そしてケビン達はセレストに見守られながら門の中へと入り、元の世界に帰還した。こうしてケビン達は”影の国”からの脱出を無事、成功させた……………!
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