第119話
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…一応、名前だけ聞いてもいいですか?」
「あ、じゃあ私も一応憶えておくね。もしかしたら会うかもしれないし。」
「あたし達も憶えておくわ。」
ウィルとセラウィの話を聞いたティオとリタ、エステルはイリーナやウィルに視線を向けて尋ねた。
「私の妹の名はエリィ………エリィ・マクダエルです。向こうであったら、ぜひ仲良くしてあげて下さい。あの娘には大天使の方が護衛代わりにいますから、同じ天使と契約した者同士話が合うかもしれませんし………」
そして2人の疑問にイリーナは答えた後ラグタスに視線を向け
「………ティオ。できれば、そのエリィという人物に接触したい。メヒーシャに聞きたい事があるしな………」
「………わかりました。クロスベルに行ったら、できるだけそのエリィという方に接触できるように頑張ってみます。………ウィルさん達のご息女達の名前はなんというのですか?」
視線を向けられたラグタスは静かな表情でティオに言い、言われたティオは静かに頷いた後、ウィルやセラウィに視線を向けた。
「俺達の娘は3人いてね………長女は俺とセラウィの娘――――セルヴァンティティ・ディオン―――みんなは”セティ”って呼んでいるよ。」
「セティの下の妹達の名前はシャマーラとエリナです。」
「………セティさんにシャマーラさん、エリナさんですね……わかりました。」
「ちゃんとみんなの名前、覚えました。もしその中の誰かが何かで困っていたらできる限り、力になりますね。」
「僕達もできる限り、力になります。」
そしてウィルとセラウィの話を聞いたティオは頷き、リタとヨシュアは微笑み
「ありがとう。セティ達にも君達の事を話しておくよ。」
「フフ、私はエリィを少しだけ驚かせてあげたいですから、黙っていておきますね。」
ティオとリタの言葉を聞いたウィルとイリーナは微笑んで頷いた。
「あ、それと………リースさん。女性として”色々”と頑張って下さい。一人の女の子として応援しています。」
「……………ありがとうございます。」
可愛らしい微笑みを浮かべるリタの言葉を聞いたリースは頬をわずかに赤くして頷き
「ハハ…………リースが女性として頑張るって………なんか想像できへんな。」
ケビンは苦笑しながら呟いたが
「うわ〜………ケビンさん、今の言葉は男としてサイテーな発言よ………」
「全くだね!」
エステルはジト目で怒りの表情のジョゼットと共にケビンを睨み
「……………………」
「ケビンさん?」
リースは威圧感のある無言の無表情で同じように威圧感を纏った笑顔のリタと共にケビンを睨んだ。
「う”………スマン!今のはオレが完全に悪かった!本当にスマン!」
一方睨
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