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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜受け継がれていく意志〜
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…それが必要なんやな?」

一方ケビンは穏やかな目でルフィナを見つめて尋ねた。



「ええ………それ以外の選択肢は存在しない。5年前のあなたは、暴走して殆ど意識も無かったけど………今度は、あなたは自分の意志でそれを行わなくてはならないわ。」

「…………………………」

「姉様………ひどいよ………!ケビンにまた………そんな事をさせるなんて……!それに………それに……そうなったら姉様は………!」

そして疑問に答えたルフィナの話を聞いたケビンは真剣な表情で考え込み、リースは悲しそうな表情をした後、ルフィナを睨んだ。

「ごめんね、リース………でも、これだけはどうしても私が言わなくてはならないから。」

リースに睨まれたルフィナは辛そうな表情で語った後、真剣な表情に戻してケビンを見つめて言った。

「―――――ケビン・グラハム。最後にもう一度だけ言います。私を滅して皆と共に元の世界に還りなさい。姉として、騎士の先輩として、あなたのお母様の代わりとして…………私にできる最後の忠告です。」

「………あ…………」

優しげな表情のルフィナとルフィナの話を聞いたリースは悲しそうな表情になり

「………はは………ホンマ………優しいくせに誰よりも厳しい姉さんやな………でも………それでこそルフィナ姉さんや。」

ケビンは辛そうな表情になった後苦笑し、そしてボウガンをルフィナに向けた!

「ケビン………!」

それを見たリースは辛そうな表情をし

「ごめんな、リース………2度も……お前の姉さんをこの手に掛けることになって………」

ケビンは寂しげな笑みを浮かべてリースを見つめた。

「だ、だったら………だったら私も一緒に撃つ!」

そしてリースは身体を震わせた後、驚くべきことを大声で叫んだ!



「なっ………!?」

「………え………」

リースの叫びを聞いたケビンとルフィナはそれぞれ驚いた。

「も、もう私は………2人に置いてかれたくない………!見ているだけはイヤ………!ただ待っているのもイヤなの!それが必要だというなら………今度は私も………ケビンと一緒に罪を背負う!」

「リース………」

「ふふ………なるほどね。5年か………本当に成長したわね。たしか、ケビンと同じくアインに師事したのよね?ふふ………彼女には感謝しなくちゃ。」

リースの決意を聞いたケビンは真剣な表情をし、ルフィナは優しげな微笑みを浮かべた。

「ね、姉様………」

「………私は異存はないわ。ケビン、あなたが決めなさい。」

「ちょ、ちょっと待ってや!これはオレが………オレ一人が背負うべきものやろ!?なんでリースまでそんな………」

ルフィナの話を聞き、慌てたケビンがルフィナ
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