第二十三話
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し。
かくいう俺も、男性で唯一の精霊契約者という事で変な目で見られた事も多かったし。
「ごきげんよう、私は、リアス・グレモリー。グレモリー家の次期当主です」
「私は、ソーナ・シトリー。シトリー家の次期当主です」
グレモリー先輩とソーナ会長が続けて挨拶する。主達が席に着き、眷属はその主の後方で待機している感じだ。
俺たちもそんな感じで俺が席に座りヴァーリ達は後ろで待機している。
「俺はサイラオーグ・バアル。大王、バアル家の次期当主だ」
正に“威風堂々”といった感じで自己紹介するサイオラーグ。その瞳には覚悟のような物が見えていたが……どうやら何か目的があるようだ。その目的を少しでも手伝えたらと思う。
「僕はディオドラ・アスタロト。アスタロト家の次期当主です。皆さん、よろしく」
「ふん、俺はゼファードル・グラシャラボラス。グラシャラボラス次期当主候補だ」
というか、グラシャラボラスはあんなのが次期当主候補とかでいいのか?
「グラシャラボラス家は先日、お家騒動があったらしくてな。次期当主とされていた者が、不慮の事故死を遂げたばかりだ。先程のゼファードルは新たな次期当主の候補と言う事になる」
と思っていたら小さな声でサイオラーグが補足説明をしてくれる。
なるほどね。それ位の理由がないとあんなのが次期当主になんかなれねぇよな。
というか、俺が気になっているのはゼファードルの前に自己紹介した、ディオドラって奴だ。
あいつ、一瞬だけこっち……正確にはルビアの隣であうあうとせわしなくそわそわしているアーシアを見つめていた。
アーシアに何かあんのか?
「……ッセー。イッセー」
「ん?」
考え事をしていたら隣に座っているサイオラーグに名前を呼ばれる。
「次はお前だ。一応、お前だってこの場に座っているんだからな」
「あ、ああ。そうだな」
いけない。考え事をしていてそんなの頭になかったわ。
俺は立ち上がり、皆の顔を一人ひとり確認する。
「元素精霊界からの代表でこの会合に参加しました、兵藤一誠です。正直俺や他の皆……特にヴァーリを呼んだ理由は何となく察するが……まあ、皆さんの邪魔にはなりませんので、覚えてもらわなくて結構です」
俺はそう言って席に座る。
まあ、こんなもんだろう。あんまり関わりたくはないし。
その後はあまり関係ない話なので割愛する。
まあ、長々な話は正直眠たくなるので聞き流していただけだけどな。
今は禍の団の話をしているみたいだ。
サイオラーグは自身も禍の団討伐に参加するのかと問うがサーゼクスさんはそれを否定する。
サイ
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