第三十話 春季大祭その十一
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た。
「だから色々よくしてもらっています」
「何かすっごく迷惑かけてそうなんだけれど」
私はいつも通りの阿波野君の能天気な受け答えの声を聞いてその辺りが滅茶苦茶心配になりました。それで思わず言葉に出してしまいました。
「その辺りどうなの?」
「全然オッケーですよ」
「そうは聞こえないし」
それも全然です。
「全くいつもいつも」
「いつもいつも?」
「いい加減なんだから。昨日もさっきも」
「まあまあ」
「昨日って?」
先輩が今の私の話に顔を向けられてきました。
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