暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第八話 アスカとシャーリーのBLW
[8/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
☆に押し当て…」

「アホかあぁぁぁぁぁ!」

ずどどん!

再びデコピンが炸裂!再び仰け反るシャーリー!

が、またも踏みとどまる!

「そして一気に…」

「言わせねぇよ!?」

ずどどどどどおぉん!!

どんなやり方をすればそんな音が出るのか?三発目のデコピンでようやくシャーリーが後ろに倒れた。

「もうアンタに敬語なんか使わねぇからな!フィニーノ一士なんて呼んでやんねぇよ!シャーリーだ!」

ゼーゼーと肩で息をするアスカが声を荒げる。

耳が塞がれている為に聞こえてはいないが、アスカが怒っているのは分かるエリオは、どうしていいか分からずにオロオロとしている。

ティアナとスバルはポカンとしているしで、中々のカオス具合だ。

「ふ、フフフ、腐腐腐腐!」

床に伸びた筈のシャーリーが不気味に笑う。

その地の底からの響きにどん引きするアスカ。

「いいわ、アスカ。でもね、これだけは言っておいてあげる」

ゆらりと立ち上がったシャーリー。

その姿は、地獄は徘徊する幽鬼のようだ。

その迫力に気圧されるアスカ。

シャーリーはアスカを見据えると、力の限り叫んだ!

「BLの嫌いな女子はいません!アディオス!!」

ダッとその場から退散するシャーリー!

「「「「………」」」」

残された四人は、ただ呆然としてしまった。

「やれやれ、朝っぱらから18禁(腐向け)な声が聞こえてくると思ったら、あんた達か」

そこに、寝ぼけ眼のキャロの耳を塞ぎながらアルトさん登場。

カオスな現場に舞い降りた救世主だ。

「どうしたの、このドア?」

アルトの問いに、アスカが頭を抱えて答える。

「そこのBL大好き腐女子のせいです」

「どゆこと?」

「だから!腐女子じゃないしBL好きでもない!」

ティアナが割って入ってくる。誤解を解こうと必死だ。

そこに、スバルがティアナの手をチョンチョンと突っついてくる。

「ねえ、ティア。ちょっといい?」

「うっさいわねぇ!いま大事な事を……」

言い掛けたティアナだったが、次のスバルの一言で奈落の底に突き落とされる事になる。

「BLとか腐女子って、なに?」

ピシッ!

金縛りに合うティアナ。アスカの目がスッと細くなる。

「ほほーう。ティアナさんは、あの言葉の意味を理解しているとみえますねぇ」

「んな、な、な、なに、ななに、なにをい、い、言って……」

これでもかと言うくらい動揺しまくるティアナ。

側で笑いを堪えているアルトにも気づかない位に動揺している。

無自覚にティアナにとどめを刺したスバルは、容態急変したティアナをみてアワアワ慌ててる
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ