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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第八話 アスカとシャーリーのBLW
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る。

だ、ダメだこの人!完全に期待してる!

「よし、行くぞ」

「はい…ん…ンンッ…くぅ…あぁ…痛っ!」

まずい!手遅れか?

次の瞬間、アタシはスバルに命令していた。

「スバル、蹴破れ!」

「は、はい!」

バン!とドアを蹴破るスバル。同時にその場にへたり込んで両手で手を隠す。でも、指の隙間からシッカリと室内を凝視してる。

余裕あるわね……

一気に部屋になだれ込むアタシとシャーリーさん。

「なにやってんのよ!このド変態!!!!」

ガバッ!と拳を振り上げるアタシの前にあった光景とは……

イスに座って足を投げ出してるエリオと、その足の裏にグリグリと拳を押し当ててるアスカだった………あれ?





outside

いきなりドアが弾き飛び、室内の壁に突き刺さる!

「「…………」」

あまりに突然の事に、アスカとエリオは反応出来なかった。

ドアが蹴破られたと同時に部屋になだれ込んできたのは…

「なにやってんのよ!このド変態!!!!」

と叫び声を上げて拳を振り上げたティアナと、一眼レフデジカメを構えてシャッターを切ろうとしたシャーリーだった。

部屋の外では、ヘタリ込んだスバルが両手で顔を隠している。が、指の隙間からこちらを伺っている。

アスカとエリオは壁に突き刺さったドア見る。

そして、拳を振り上げたまま固まっているティアナに視線を移した。

「なにって、足つぼマッサージだけど?」

「「「……」」」

「「……」」

シーン……

妙な静けさが漂う。

「え?じゃ、じゃあ、ドクドク脈打つって??」

真っ赤な顔をしたスバルがアスカを見る。

「そりゃ、ツボを刺激して血行を良くすれば足の血管が脈打つのが分かるだろ。足は第二の心臓って言うくらいだから」

聞かれるがままに答えるアスカ。まだ状況を飲み込めてないのか、怒り出したりはしていない。

シーン……

再び微妙な静寂が辺りを支配する。

「あ、あは、あははは!そ、そうだよね!足つぼマッサージね!」

引きつった笑い声を出して、スバルが立ち上がる。

「……」

ティアナはまだ立ち直っていない。

「orz」

シャーリーは床に手を突き、うなだれている。

「あ、朝だよー、アスカ!起こしに来たから、朝ご飯たべようね!じゃ!」

そのまま回れ右をするスバル。

ポン

いつの間に間合いを詰めたのか、アスカがスバルの肩を掴む。

「待て」

ビクッと身体を振るわせるスバル。そのスバルをクルリとむき直させたアスカ。

「確かに、オレは朝になったら起こしてくれと頼んだ…が!ドアを壊せとは一言も
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