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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第八話 アスカとシャーリーのBLW
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てると、中から聞こえてきたのは…
「ハアゥ…うっ…ん!あ…あぁ!!」
妖しく喘ぐようなエリオの声?
「どうだ?少しはよくなってきたか?」
アスカの声だ。
え?ええ?ええええええええ!
「ティ、ティ、ティ、ティア!アスカってばエリオにな、な、何してんの!」
思いっきり動揺しながらも、小声でスバルが聞いてきた。
「し、し、知らないわよ!な、な、何、ナニをしてんの、アイツ!」
アタシも思わず小声になる……ナニのイントネーションが若干おかしかったかな?
いや、そうじゃない、落ち着こう。
そう思っているアタシ達をかき乱すように、ドアの向こうの妖しい会話が続く。
「あ…アスカさん…ボク、こんなの初めてです。ん…あ、凄いドクドク脈打ってます…」
ド、ドクドク!?な、ナニが?
アタシもスバルも、顔が真っ赤になっている。
「慣れるともっと気持ちよくなるからな。もう少し解してから、さっきのヤツやるぞ」
「はい…ん、ハァ、ハァ」
自分でも分かるくらいに体温上昇している。
スバルは頭からモウモウと湯気を立ちこめさせている有様だ。
「ちょ…マズイよね?」
涙目でこっち見んな!ってそれどころじゃない。
「すぐに止めてやるわ!」
ドアから耳を離して、アタシは殴りつけようと拳を振り上げた。けど…
「落ち着きなさい」
ポン
だ、誰!?ムグッ!
驚いて叫び声を上げそうになるアタシとスバルの口を、突然の乱入者は押さえてきた。
「まだ、そうとは決まった訳じゃないわ」
キラン!とメガネを光らせているのは、シャーリーさんだ。
「シャ、シャーリーさん、いつの間に…」
アタシの問いかけには答えず、シャーリーさんは紙コップを渡してきた。
「とりあえず、状況確認よ」
そう言って、シャーリーさんも盗み聞きに加わる。
「「……」」
どうしたものかとスバルと顔を見合わせたけど、結局渡された紙コップをドアに押し当てて聞き耳をたてる事にする。
……あれ?いいのかなあ?
「ん、ん、あぁ…」
「痛くないか?」
「あ、大丈夫です…ふぅ…」
呼吸を整えるエリオの息づかいが分かる。
え?本当にいいの?このままで?
不安になってシャーリーさんを見ると、グッ!と拳を握ってる。大丈夫か、この人……
「じゃあ、さっきのヤツ、やるぞ。力抜けよ」
「は、はい。お願いします」
ちょ、ヤバイヤバイヤバイ!
スバルもあわあわしてるし、流石にこれ以上放っておけない。
それでもシャーリーさんは冷静……じゃなかった。
「よし、いけ!アスカ!」
鼻息荒く、聞き耳をたててい
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