暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第八話 アスカとシャーリーのBLW
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る。

「ム〜、疲れたよ〜」

スバルが誰となく文句を言う。

こいつ、一々行動が幼い時があるな。思わず和んで笑ってしまったオレ。

「これじゃあ、明日の朝、起きれるか分かんないな」

オレの言葉にティアナが同意してきた。

「まったくね。でも、まだまだこれからなんだから、しっかりしましょ」

「そりゃそうなんだけど……なあ、一つ提案があるんだけど」

明日寝坊しちゃマズイよな。オレは予防線を張ろうと考えてある提案をしようとした。

「え、なになに?」

なぜかスバルが食いついてきた。まあ、ティアナとスバルはセットだからいいか。

「明日の朝なんだけどさ、お互いに起こし合いをしないか?」

「起こし合い?」「なにそれ?」

話を聞いてくれそうな雰囲気になったので、オレは切り出す。

「明日、7時になったらお互いに起こし合うんだよ。オレ達が起きたら、二人の部屋のドアを叩きに行くから、そっちが目覚めたら。こっちのドアを叩きにきてくれよ」

どう?と聞いてみる。

「めんどくさいわねぇ……」

どうみても乗り気じゃなさそうなティアナ。スバルも、見た限りじゃめんどくさそうな顔をしている。

まあ、オレでもめんどうだとは思うけど……しょうがない、ぶっちゃけますか。

「正直に言うと、起きられそうにないから頼んでいるんだ。お願いします」

オレは深々と頭を下げる。視界に入る膝が、まあ面白い位に震えている。

いい加減収まって欲しい。

「しょうがないわねぇ。いいわ、今日はエリオが特に頑張ったから、頼まれてあげる」

やれやれと、ため息混じりだったが、ティアナが承諾してくれた。

よかった〜。ふてくされた態度はとっていても、基本いいヤツだな、ティアナは。このツンデレさん。

と思っていたら、ティアナにほっぺたを引っ張られた。

「誰がツンデレか!」

やだ、人の心を読むのね、ティアナさん。

「じゃあ、明日はみんな一緒に朝ご飯だ!」

そんなオレ達にかまわずマイペースのスバル。

あまりにもスバルらしい言葉に、オレとティアナは苦笑した。

コンコン

その時、待機室のドアがノックされた。

誰だろ?隊長かな?

「はい、どうぞ。鍵はかかってないよ」

オレが言うと、ドアが開いてメカニック用のツナギを着た茶髪の女性が入ってきた。女性と言っても、オレらと歳は変わらないはず。

「アルトさん、どうしたんですか?」

中に入ってきた女性。

メカニック兼通信担当、ロングアーチスタッフのアルト・クラエッタさんだ。

「なのはさんに頼まれて、キャロを回収しにきましたー」

おどけたように敬礼すると、アルトさんはヤホー、とスバル
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