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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第115話
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……」

「グルルル!」

ナベリウスはケルベロスのブレス――――ダークブレスト共に魔術―――ティルワンの死磔を放って、さらにダメージを与えた。

「……………」

一方攻撃を受けた右爪はすざましいエネルギーの閃光を放った!

「させません。」

自分達を襲うエネルギーを見たリタは光の簡易結界を展開して防ぎ

「ぼうぎょ………ぼうぎょ…………」

ナベリウスは自分とケルベロスに暗黒の結界をドーム型に展開して防ぎ

「………そのまま………突進………」

「グルルルルッ!!」

ケルベロスに指示をし、結界でエネルギーを防ぎながらケルベロスを突進させた!するとケルベロスが放った突進攻撃―――地獄の突進によって右爪の中心に風穴が空き

「生まれ変わったドラブナの力……見せてあげる!神槍憑依!!」

リタが放ったSクラフトによって、空いた風穴はさらに開いた!

「冥府の底に燃え盛る聖玉の彩光………贖罪無き罪は罰と化し…………裁きの時を呼び寄せる!…………ペイルフレアー……!!」

そしてナベリウスが放った大魔術による暗黒の炎によって、右爪は塵も残さず焼き尽くされ、消滅した!



「……………」

邪竜の左爪はエクリア達が向かって来ると、爪から魔術――――ティルワンの死磔を再び放ったが

「無駄だ。」

シュヴェルトライテがクラフト――――薙ぎ払いを放って、襲い掛かる闇を薙ぎ払った!

「「………………」」

そしてエクリアとレシェンテは同時に魔術の詠唱を開始し、それを見た左爪は魔術――――爆熱炎を放った。すると左爪からエクリア達に向かって炎が爆発を起こしながら向かって行った。

「荒ぶる神の雷よ………いざ、戦場に来たれ!!」

そこにシュヴェルトライテがクラフト――――アングリアハンマーによる強烈な雷の衝撃波で炎を相殺し

「ハァァァァァ…………!!」

飛行して左爪に近づ、クラフト――――五連聖印突を放って、左爪のさまざまな場所を貫いてダメージを与えた。

「「ルン=アウエラ!!」」

そこに魔術の詠唱を終えたエクリアとレシェンテが同時に同じ高火力の純粋魔術を放って、大ダメージを与えた!

「……………」

一方攻撃を受け続けた左爪は爪全体から膨大な魔力のエネルギーを溜めた後、解き放った!

「………………」

しかしシュヴェルトライテは片手で簡易結界を展開して防御しつつ、もう片方の手に持った神槍には膨大な魔力を溜め始め

「させない!…………」

「させぬわ!………ハァァァァァァ………!」

エクリアとレシェンテはそれぞれの魔力で簡易結界をドーム型に展開して防御し、そして簡易結界を展開しながらエクリアは次の魔術の詠唱を開始
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