第113話
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「この魔物達は一体………」
目の前の敵達を見たファーミシルスは驚き、イリーナは戸惑い
「ぬ、こやつらは!」
「キャハッ♪最後の戦いにはちょうどいい相手だね♪」
「フフ………面白くなって来たじゃない!」
見覚えのある敵達を見たリフィアは目を見開き、エヴリーヌとカーリアンは好戦的な笑みを浮かべ
「”邪竜アラケール”の頭と幼生達…………!」
「………なるほど。以前にも邪竜の幼生が現れたという話だったからな………本体が出てきてもおかしくはあるまい。」
ペテレーネは警戒した表情で呟き、リウイは静かに答えた後仲間達と共に武器を構えた!
〜同時刻・幻影城・大門・終点〜
「ふふ………ようこそ。よく、こんな場所まで辿り着くことができたわね。」
ケビン達が終点に到着するとそこには”影の王”――――ルフィナが妖しげな笑みを浮かべて待ち構えていた。
「……姉様。」
「来たで………ルフィナ姉さん。」
待ち構えているルフィナをリースは複雑そうな表情で見つめ、ケビンは真剣な表情で言った。
「”煉獄”でのやり取りはここから見させてもらったわ。フフ………まさか”聖痕”の力で倒れたケビンを助ける為に”性魔術”をしてまで、助けるなんてね。あの時は正直驚いたわよ、リース。」
「!!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「?その”性魔術”っちゅうやつで”聖痕”の力で倒れたオレを回復させたんか……一体どんな魔術やねん?」
ルフィナの言葉を聞いたリースは驚いた後、顔を真っ赤にした後身体を震わせ、全身にすざましい殺気を纏ってルフィナを睨み、ケビンは首を傾げ
「え!あの魔術を行使したのですか………!?」
「ほう………これはまた羨ましい方法で治療してもらったのだな………」
「それほどまでに………ケビンさんが………大切なの………ですね………」
「フフ……………」
リセルは驚いた後顔を赤らめ、ヴァイスは意外そうな表情をした後静かな笑みを浮かべてケビンに視線を向け、マーリオンは静かに呟き、シルフィアは微笑みながらリースに視線を向け
「フフ………非常事態とはいえ、随分大胆な方法をとったのね。」
「………ここは黙っていてあげなさい、セオビット………」
セオビットはリースに視線を向けて口元に笑みを浮かべ、シルフィエッタは顔を赤らめてセオビットを注意し
「一体なんなんだろうね、ノイ?ケビンさん以外の人達はわかっているようだけど………」
「私達はさっぱりわからないのに、自分達だけわかっているなんてズルいの!」
ナユタは首を傾げ、ノイは頬を膨らませた。
「………姉様。…………今は関係のない話をする事はやめてもらいます?」
そしてリース
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