第111話
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驚きの表情になって報告した。
「なに………!?」
「現在のアルセイユの最大戦速(3600セルジュ)を大幅に上回るなんて………」
ティオの報告を聞いたユリアとクローゼは驚き
「フフ………以前乗った時より速く感じていましたけど、私の気のせいではなかったんですね………」
「?………リタ………乗った事………ある………?」
クローゼの話を聞いたリタは微笑み、その様子を見たナベリウスは首を傾げ
「どうやら理論的な限界値まで性能を引き出せたようですね。これも皆さんが思いを一つにしてくれた証拠でしょう。」
理由がわかったセレストは微笑み
「ビ、ビックリです………」
「5000セルジュ………未知の領域ですね。」
理由を知ったティータは微笑み、ティオは静かな表情で呟いた。
「この速度なら目的地までそれほどかからへんかもな………」
「………”星層”の領域はまだ脱けられないのでしょうか?」
「いや………距離的にはそろそろのはずだ。」
ケビンとリースの言葉にリシャールが答えたその時、ティオの目の前にある装置が赤く光った。
「前方に帯状の障壁を確認!後120秒で接触します!」
「機関全速、主砲発射準備!連続砲撃による界面突破を敢行する!」
ティオの報告を聞いたユリアは指示をし
「了解!」
砲撃担当のミュラーは頷き、砲撃を開始した!すると先を阻む光の壁はアルセイユの主砲の連続砲撃によって破壊されて大きな穴をあけ、アルセイユは開いた穴を通って星層を脱出した!星層の外―――そこは植物は存在せず、崩れた建物だけがある荒野だった。
「………こいつは………」
「これが”星層”の外側………」
景色を見たアガットとリースは驚き
「まさに不毛の荒野ね………」
シェラザードは真剣な表情で呟き
「何もなくて、寂しい場所です〜………」
「そうね………」
サリアとシュリは不安そうな表情をした。
「目的地の座標に関してはすでにお伝えした通りです。このまま真っ直ぐ進めばじきに到着できるでしょう。」
「はあ………これで一息つけるわね。」
セレストの話を聞いたエステルは安堵の溜息を吐き
「凄い速かったね、ノイ!」
「う、うん!こんな凄い体験、初めてなの!」
ナユタとノイははしゃぎ
「凄かったな………これほどの速さが出る飛行船………いつか作ってみたいな………」
「……ハア………貴方の場合だと本当に作りそうだから、その時の事を考えると頭が痛くなってくるわ………」
「フフ、ウィルならいつか必ず作れますよ………」
ウィルは微笑んだ後考え込み、ウィルの言葉を聞いたエリザスレインは疲れた様
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