機動戦艦ナデシコ
1361話
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う事があるでしょう?」
ヤマダモドキが多いと考えれば、エザリアの言葉も決して有り得ないって訳じゃないのか?
ともあれ、政治班トップのエザリアがそう言うのだから、その通りにした方が無難か。
「分かった。じゃあその方向性で行こう」
そうして話が決まった以上、いつまでもこの宙域にいる訳にもいかず、ナタルの指示で量産型Wが指定された軍港へと向かってシロガネを進める。
「円、ヨシサダ少将の部屋に連絡して頂戴」
「はいはい。……いいわよ」
エザリアの指示に円がすぐに反応し、映像モニタにヨシサダが映し出される。
当然のようにそこには量産型Wもいる。……って、それはさっき話した時と変わりないか。
『はい、どうされました?』
「ヨシサダ少将、実はこれから木連との会談を行う事になったのですが、そこに同席しませんか?」
そんなエザリアの言葉に、ヨシサダは意表を突かれた表情を浮かべる。
まさか会談に同席するように言われるというのは、完全に予想外だったのだろう。
『よろしいのですか? 私が同席すると……』
「ええ、勿論向こうが色々と言ってくる事はあるでしょう。ですが、この艦に連合軍の軍人が同乗しているというの隠しておけば、それが明らかになった時、確実に騒ぎになります。であれば、最初にそれを見せておいた方がいい。勿論ヨシサダ少将には深く突っ込んだ話をする場合には席を外して貰う必要がありますが。……どうでしょう?」
エザリアの言葉に、ヨシサダは数秒悩んだ様子を見せるもすぐに頷く。
この辺の決断力の速さは子供の方のキノコには……いや、決断力って点だとそんなに悪くはないのか。もっとも、その決断がエリナや俺を撃つ事だったりして、結果として自爆してるんだが。
『分かりました、ではありがたく同席させて貰います。それで、私はどうすればいいのでしょう?』
「現在シロガネは向こうが指定した軍港に向かっています。そこに到着するまでもう少し掛かるのでゆっくりしていて下さい。到着したら量産型Wが案内しますから」
『分かりました。……お手数をお掛けします』
その言葉と共に通信が切れる。
「さて、取りあえずこれで問題はないだろうけど……一応ヨシサダを向こうに見せるという事は、会談がご破算になる可能性も高い。そうなった場合、向こうが攻撃を仕掛けてくる可能性は十分にあるから、こっちも対応する用意をしておいた方がいいな」
「そうね。……ナタル、イザークとオウカにいつでも出撃出来る準備をさせておいてくれる?」
エザリアの言葉にナタルが頷き、早速指示を出しているのを見ながら、ブリッジへと視線を向ける。
円と美砂は全く戸惑う様子もなくブリッジで各種機器を操作しているのを見ると、もう完全に慣れているのだ
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