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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第107話
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「……問題ない。手負いの今なら私でも撃破は可能。」

視線を向けられたリースは敵達の様子を見て頷いて答えた。

「よっしゃ。じゃあ、悪魔達は任せたで!」

そしてケビンはワイスマンに向かって行き

「”第四星層”で受けた借りはここで返してもらいます、アスタルテ……!」

リースはアスタルテに向かって行き

「フフ……じゃあ私は残りの一体ですね。」

リタは可愛らしく微笑んだ後、空中にいるロストルムに神槍を飛ばして向かった。



「…………!」

アスタルテは自分に向かって来たリースにクラフト―――雷招メ・ベルデを放ったが

「フッ!」

リースは回避をし

「行け………ホーリースパロー!!」

「!?」

神聖魔術を込めた法剣の刃を自在に飛び回らせ周囲の敵を切り裂き、浄化するクラフト―――ホーリースパローを放ってさらにダメージを与えた!

「……………」

ダメージを受けたアスタルテは転移をしてその場から消え

「………!」

リースの背後に現れた後巨大な戦斧を振り下ろした!

「!!」

しかし敵の攻撃に気づいたリースは巨大な戦斧の攻撃を側面に跳んで回避し

「天地に散りし白き光華よ、運命(さだめ)に従いて敵を滅せよ………」

全身に魔力や聖気を纏って強く祈った。すると天に巨大な”星杯”の紋章が現れ

「フォーチューン・アーク!!」

紋章から聖光の雨が降り注いだ!

「――――――!?」

リースが放った”聖痕”の力の一部を宿した信心深いシスターの祈りにより、邪を滅する聖光を召喚する法術にしてSクラフト―――フォーチューン・アークをその身に受けたアスタルテは断末魔を上げながら消滅した!



「…………」

ロストルムは自分に向かって来たリタにクラフト―――双粉砕撃を放ったが

「フフ、無駄です。」

リタは不敵な笑みを浮かべて回避し

「まさに必殺!白露の鎌撃!!」

「!?」

すざましい斬撃の衝撃波を放って、ロストルムの全身を切り刻んだ!

「―――――――――!!」

そしてロストルムはクラフト―――煉魔咆哮による咆哮を上げ

「…………」

力を溜めだした!

「フフ……一気に決めるつもりですか。ならば、逆に次で滅してあげましょう。」

敵の行動を見たリタは不敵な笑みを浮かべ、そして!

「………ドラブナの新たなる力………見せてあげます。ハァァァァァ………!!」

リタは神槍を空へと掲げた!するとすざましい聖気と闘気を纏った竜巻が発生し、ロストルムを襲った!

「――――!!」

竜巻をその身に受けたロストルムは次々と傷つく自分の身体を無視してリタに突進
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