第106話
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てケビンの言葉を聞いたワイスマンが驚いたその時!
「はああああああああああっ………!」
ケビンは力を溜め始め
「!?ドラブナが………!それにこの光はまさか………!」
ケビンが力を溜め始めると同時に”魔槍ドラブナ”は光を放ち始め、さらにリタも光に包まれた!
「おおおおおおおおおおっ………!」
そしてケビンが力を解放すると、ケビンの背に膨大な聖気を纏った何かの紋章が現れ
「嘘………ドラブナの呪いを浄化するどころか私自身を”魔”から”聖”の存在に変えるなんて………」
光に包まれたリタが現れると、そこには禍々しい気を纏った魔槍ではなく、神々しい気を纏い、槍についていた人の骨はなくなり、美しい白き翼がついた白銀の槍―――神槍ドラブナに乗った漆黒の衣装が白銀の衣装に変わり、全身に聖気を纏ったリタが現れた!
「……………すごい……………あれ?どうして、私にもケビンと同じ力が湧いてくるの………?」
ケビンの背に現れた紋章がさらけ出す聖気やにリースは驚いた後、自分の身体に湧いてくる何かの紋章から感じる同じ力を感じて首を傾げ
「ば、馬鹿な………その”聖痕”の光は………!?」
ワイスマンは狼狽えた。
「これはオレの”聖痕”が本来持っていたもう一つの貌………今までのオレには決して見られへんかった光の側面や。」
「な、なんだと………!?」
「なるほど………だから”聖痕”と一体化した私やドラブナも影響されて”光”の存在へと昇華したのですね……フフ、凄い力です。以前通り”魔槍”も召喚できるどころか、”聖霊”となった今なら神聖や治癒魔術も扱え………ケビンさんの”聖槍”も召喚できます。こんな形で新たな力を手に入れるなんて………ありがとうございます、ケビンさん。(それにリースさんにも力が湧き上がるのは恐らく”性魔術”による力の受け渡しにより”聖痕”の力と一体化した事で………リースさんにも影響が出たのですね………)」
そしてケビンの説明を聞いたワイスマンは狼狽え、リタは納得した後ケビンに微笑んだ後、リースに視線を向けた。
「おおきに”白面”………あんたの誘いを断れたおかげで…………オレは少しだけ自分に自信を持つことができたらしい………悪いけどこの力………このまま試させてもらうで!」
「”魔槍のリタ”改め”聖霊リタ”………参ります!」
「狗が………いいだろう!付け焼き刃の力ごときでこの”白面”を凌げるか………試してみるがいい!」
こうしてケビン達はワイスマン達との戦闘を開始した……………!
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