第104話
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で亡者を見つめた。
ソウダ………!ワタシノナハおーうぇん………!キサマニメッセラレタ……………サイショノギセイシャダ…………
「オ、オーウェン………?」
「典礼省の元司教………汚職で追放された逆恨みに猟兵を雇って”紫苑の家”を襲わせた張本人や。」
亡者の名を聞き不思議そうな表情をしているリースと警戒しているリタに説明するかのようにケビンは冷徹な眼差しで亡者―――オーウェンを睨んで説明した。
「……………あ………………」
「………なるほど。ある意味ルフィナさんを死なせる原因であった敵なのですね。」
そして説明を聞いたリースとリタは敵を睨んでいた。
「オレが”外法狩り”として最初に仕留めた獲物でもある。クク、まさかこんな場所で再び巡り会えるなんてなぁ………なあ、どんな感じや?灼熱の中で死ぬこともできずに”煉獄”を這いずり回る気持ちは。」
説明をしたケビンは凶悪な笑みを浮かべて敵を見つめて呟き
アツイ………クルシイ………ニクイ………ニクイ………アツイ………ニクイ………クルシイ………ニクイ………タスケテ………アツイ………ニクイ………クルシイ………タスケテ………アツイ………ニクイ………ニクイ………タスケテ……タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………タスケテ………
「……………っ!」
「………………今、楽にしてあげる。」
オーウェンの怨念を聞いたリースは身体を震わせ、リタは静かな表情で戦いの構えをし
「ハハ、哀れなもんやな。まあいい………ずいぶんと苦しんだみたいやし、もう一ぺん引導を渡したるわ。」
ケビンは凶悪な笑みを浮かべてオーウェンを見つめて続け、武器をリースと共に構えた!
「熱さも痛みも苦しみもなく………ただ魂魄の塊となって永遠の安らぎを得るがいい!」
そしてケビン達は哀れなる亡者にして”外法”―――オーウェン達との戦闘を開始した……………!
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