第103話
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「………っ…………」
「……リース!やめろ姉さん!リースは関係ないやろ!?」
耐えているリースを見たケビンは必死の表情でルフィナを睨んで叫んだが
「これも『罰』のひとつよ。この子があなたの代わりに永劫に苦しむとしたら………さぞ、あなたの苦しみも一層深まるころでしょうね?」
ルフィナは妖しげ笑みを浮かべ、ケビンの要望を否定した。
「な………」
ルフィナの言葉を聞いたケビンは驚き
「やれるものならやってみなさい………!」
リースは大声で予想外な事を叫んだ!
「あら………」
「リース……!?」
リースの言葉を聞いて驚いたルフィナとケビンはリースに視線を向けた。
「たとえ何処に落とされようと私はきっと生き延びる………!もう二度と………ケビンを一人きりにしないために……絶対に………無事に戻ってみせる……!」
「………あ………」
「フフ、よく言ったわ。それでは………せいぜい頑張ることね。」
決意の表情で叫んだ後優しげな微笑みを浮かべたリースの言葉を聞いたケビンは呆け、ルフィナは口元に笑みを浮かべた。
「あ………」
するとなんとリースは裂け目の奥へと落ちて行った!そして裂け目は閉じようとしたが
「うおおおおおおおおおっ!!」
ケビンは”聖痕”を解放して、魔眼の効果を打ち破った!
「な………」
それを見たルフィナは驚き
「!クローゼさん、2人は私が守りますからクローゼさんはこの事を皆さんに報告して、私達を探して下さい!ドラブナよ……行け!!」
「リタちゃん!?一体何を…………」
リタはクローゼに叫んだ後、クローゼに懐から出した”飛翔の耳飾り”を放り投げて”庭園”へと転移させた後、魔槍と共にケビンの”聖痕”と同化して消え
「だああああああああああああっ!!」
ケビンは閉じようとする裂け目に飛び込み、リースを追って行った……………!
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