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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第98話
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でもないお姫さんと皇子さんだぜ。」
「え…………」
するとその時聞き覚えのある青年の声が聞こえ、声を聞いたリィンは仲間達と共に血相を変えて声が聞こえた方向を見つめると何とかつてのように”平民士官学院生の制服”を身に纏ったクロウがリィン達に近づいてきた。
「クロウ……!」
「な、何でクロウ先輩がここに来れるんだ!?」
「確か服役していたはずなのでは……」
クロウの登場にエリオットは明るい表情をし、マキアスは信じられない表情をし、プリネは戸惑いの表情でクロウを見つめていた。
「セドリック殿下達がお前さん達の為に特別に今日一日だけ釈放してくれたんだよ。」
「とは言っても我々―――”鉄道憲兵隊”がある程度の距離で彼を監視する事が条件ですが。」
「ええっ!?」
「どうしてそのような事を……」
トヴァルとクレア少佐はクロウが現れた理由を説明し、説明を聞いたアリサは驚き、ラウラは戸惑いの表情でセドリック皇太子達を見つめた。
「フフ、さっきトワ達が言ったでしょう?”Z組”設立の為に関わった試験班としてアンタ達の”助っ人”をするって。クロウもその一人だから当然”助っ人”をする義務があるし、そもそもクロウは元から”Z組”なんだから参加して当然でしょう?」
「サラ教官……」
「サラ教官が話を通してくれたのですね……」
サラ教官の話を聞いたリィンは明るい表情をし、ツーヤは微笑んだ。
「ま、そう言う事だから今日一日だけ特別に自由の身にして貰ったからな。その礼代わりにお前達の”最後の実技テスト”くらいは手を貸してやるから、よろしく頼むぜ。」
「ああ……!こちらこそよろしく頼む……!」
「フン、足手纏いにならないようにせいぜい励むがいい。」
「ま、足手纏いになった所でクロウだったら、悪運だけは強いからほおっておけばいいんじゃない?」
「さ、さすがにそれは言いすぎですわよ、エヴリーヌ様。」
そしてクロウに視線を向けられたリィンは力強く頷き、ユーシスは鼻を鳴らして口元に笑みを浮かべ、エヴリーヌの言葉を聞いたリィン達が冷や汗をかいている中セレーネは苦笑しながら指摘した。
「―――どうやら皆さん、揃っているようですね。」
するとその時少女の声が聞こえてくるとエリゼがクロチルダと共にリィン達に近づいてきた。
「エリゼ!?どうしてエリゼまで俺達の授業を見学しに来たんだ!?」
「そ、それに姉さんまで………!」
二人との登場にリィンとエマは驚き
「あら、私は”蒼”を導いた”魔女”よ?”蒼”を導いた者として、”蒼”の成長を見守る為に現れてもおかしくないでしょう?」
「あっさりリィンに寝返った癖によくそんな事が言えるな……お前
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