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IS―インフィニット・ストラトス 最強に魅せられた少女
第2話 私、同居人と冷戦中です。
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は自分の訓練がしたいが、生憎今日はアリーナが開放されていない。
SHRが終わると同時に教室を飛び出す二人。後ろをゾロゾロと付いていく女子の群れに混ざろうとしたが、突然呼び止められた。
「神宮寺、ちょっと来い。」
織斑先生?何の用事だろう。
「単刀直入に聞こう。お前だろう?私の事をじろじろ見てるのは。」
ギクッ!?
「全く……どういう見方をしたらあんな嘗め尽くすような視線になるんだ?」
ギクギクギクッ!?
なんと、全部バレていたとは………。先生へのラブコールに上手く隠してたと思ったんだけど。
「……なんで私だと?」
「クラス中が騒がしい中でお前だけ不気味なほど気配が無かったからだ。隠し過ぎるのも考え物だぞ?」
「成程、参考にします。」
「まぁ、お前が何を考えてるか分からんが程々にな。私だって気にはなるんだ。」
「…………はーい。」
会話はそこで終わり、私は今度こそ二人の訓練を見に行った。
所変わって武道場。今二人が竹刀で打ち合って……あ、篠ノ之が一本とった。
「どういうことだ。」
ん、なんか篠ノ之が変な顔してる。ま、関係ないけどね。
にしても、あの動きのキレは素晴らしいね。さすが全中優勝。純粋な剣術ではほぼ私と互角………いや、若干向こうが有利か。
対して織斑は………うーん、センスはあると思うんだけどね。動きから察するに元々はしっかりとした武術を学んでたかな?あれは。とんでもなく錆び付いてるけど。
まぁ、こういう領域では経験がものを言うからね。それを考えると一週間じゃあ然程驚異にはならないかな?と、すれば………やっぱりオルコットさんとどう戦うかが課題かな。
イギリスの代表候補生………、恐らくイグニッションプランの試作機よね。イギリスはたしか……………ティアーズ型だっけ?名前しか知らないけど。
恐らく総力戦になるだろう。多分オルコットさんは強い。舐めてかかれば完封も有り得る。
私はその場を立ち去りつつ、月曜日の戦いに向けてあーだこーだと思索を巡らしていた。
そして一週間が過ぎた。
「……………。」
「……………。」
アリーナのIS出撃ピット。ここに気まずい沈黙が舞い降りている。何でも織斑の専用機がまだ届かないんだとか。試合、もう始まるのに。
ついでにISについては殆ど勉強してないらしい。いや篠ノ之の言いたいことは分かるんだけどさ?付け焼き刃でも有ると無いとじゃ随分変わると思うけど?
と、そしたら山田先生が駆け込んできた。おい織斑、先生で遊ぶな。……案の定、後からやって来た織斑先生に頭はたかれた。
あ、届いたのね専用機。まぁ、まだ初期設定
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