第10話 叶えて欲しい
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てきて、僕は少しぬるくなったお茶をズズッとすする。
凛が置いていったくちゃくちゃのポスターに目をやる。
高坂穂乃果先輩、園田海未先輩、南ことり先輩。
僕の大して役に立たない勘だけど、きっと彼女たちについていけば何かが変わる気がする。
だからあの日、『手伝う』って伝えて正解だったと思う。
きっと今は二人がスクールアイドルになるタイミングじゃない。
先輩方がタイミングを教えてくれる。
曖昧で信憑性に欠けるけど、僕は先輩を信じて行動を起こす。
パカッと携帯を開く。
明日は神社で練習。
「待っててね、花陽ちゃん、凛ちゃん」
僕しかいないしんと静まり返った自室でぼやく。
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