暁 〜小説投稿サイト〜
艦隊これくしょんー3号と呼ばれる提督ー
第7話 深い傷跡
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


一人の男がそう天龍に言った。

「て、テメーは山中!」

そう天龍は言った。

「やぁ、久しぶりだな天龍と龍田!」

山中は片手にケースを持ちながら言った。

「何でテメーが居るんだよ!」

そう天龍は聞いた。

「なぁに!貴様らを殺すために来たんだよ」

そう山中はケースから何かを取り出した。

それはかつて黒井が殺した仮面ライダーカイザの変身ベルトカイザギアだった。

「さてと、この鎮守府の艦娘を全て殺そう!」

山中はカイザフォンのボタンを[931]と押した。

[Standing by]

「変身!」

[Complete]

カイザフォンからそれが鳴り山中は仮面ライダーカイザに変身した。

「仮面ライダー!」

天龍はそう言って片手に刀を持ちながら立ち向かおうとした。

「ふん」

カイザは鼻で笑い天龍に近づいた。

「うおおおおおお!」

天龍はカイザに刀で斬り掛かった。

しかしカイザは片手で天龍の刀を止めた。

「バカな奴だな!カイザは力を重視したライダーだ貴様では勝てるわけがない!」

バキィ

カイザはそう言って天龍のボディにパンチを打ち込んだ。

「がはっ!」

天龍は地面に膝をついて苦しんでいた。

「ハッハハハ!素晴らしい力だ!これなら私をバカにした黒井京一郎や本郷猛を殺すことができる!」

そう言ってカイザは自分の力に喜んでいた。

「て、天龍さん!」

電と雷と暁と響は天龍に駆け寄った。

だがカイザは腰に装備していたSB-913 X カイザブレイガンを電達に向けて放った。

響が三人を突き飛ばして攻撃を避けたが響は片腕をビームが貫通した。

「響!!」

暁は響に駆け寄った。

「これも悪くないな」

そう言ってカイザはカイザブレイガン[ブレードモード]にして暁に攻撃を仕掛けようとした。

「ひっ!」

暁は震えながらカイザの持つ武器に奮えていた。

「一人の駆逐艦が死んでも誰も悲しまないな!」

カイザはカイザブレイガン[ブレードモード]を振り下ろした。

ガキィン

金属音がした。

暁は怖がって閉じた目をゆっくりと開けた。

そこには片腕で自分を守った黒井京一郎がいた。

「司令官!」

暁は涙を流しながら黒井に抱きついた。

「貴様!何故あいつの姿で戦っている!」

そう黒井はカイザを睨みながら言った。

「ふっふっふ、ハッハハハ!貴様は忘れたのか?このベルトは貴様が処分したと思っていたみたいだがあれはダミーだ!」

カイザは笑いながら黒井に言った。

「ダミーだと!?」

黒井はそうカイザに言った。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ