第7話 深い傷跡
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」
一人の男がそう天龍に言った。
「て、テメーは山中!」
そう天龍は言った。
「やぁ、久しぶりだな天龍と龍田!」
山中は片手にケースを持ちながら言った。
「何でテメーが居るんだよ!」
そう天龍は聞いた。
「なぁに!貴様らを殺すために来たんだよ」
そう山中はケースから何かを取り出した。
それはかつて黒井が殺した仮面ライダーカイザの変身ベルトカイザギアだった。
「さてと、この鎮守府の艦娘を全て殺そう!」
山中はカイザフォンのボタンを[931]と押した。
[Standing by]
「変身!」
[Complete]
カイザフォンからそれが鳴り山中は仮面ライダーカイザに変身した。
「仮面ライダー!」
天龍はそう言って片手に刀を持ちながら立ち向かおうとした。
「ふん」
カイザは鼻で笑い天龍に近づいた。
「うおおおおおお!」
天龍はカイザに刀で斬り掛かった。
しかしカイザは片手で天龍の刀を止めた。
「バカな奴だな!カイザは力を重視したライダーだ貴様では勝てるわけがない!」
バキィ
カイザはそう言って天龍のボディにパンチを打ち込んだ。
「がはっ!」
天龍は地面に膝をついて苦しんでいた。
「ハッハハハ!素晴らしい力だ!これなら私をバカにした黒井京一郎や本郷猛を殺すことができる!」
そう言ってカイザは自分の力に喜んでいた。
「て、天龍さん!」
電と雷と暁と響は天龍に駆け寄った。
だがカイザは腰に装備していたSB-913 X カイザブレイガンを電達に向けて放った。
響が三人を突き飛ばして攻撃を避けたが響は片腕をビームが貫通した。
「響!!」
暁は響に駆け寄った。
「これも悪くないな」
そう言ってカイザはカイザブレイガン[ブレードモード]にして暁に攻撃を仕掛けようとした。
「ひっ!」
暁は震えながらカイザの持つ武器に奮えていた。
「一人の駆逐艦が死んでも誰も悲しまないな!」
カイザはカイザブレイガン[ブレードモード]を振り下ろした。
ガキィン
金属音がした。
暁は怖がって閉じた目をゆっくりと開けた。
そこには片腕で自分を守った黒井京一郎がいた。
「司令官!」
暁は涙を流しながら黒井に抱きついた。
「貴様!何故あいつの姿で戦っている!」
そう黒井はカイザを睨みながら言った。
「ふっふっふ、ハッハハハ!貴様は忘れたのか?このベルトは貴様が処分したと思っていたみたいだがあれはダミーだ!」
カイザは笑いながら黒井に言った。
「ダミーだと!?」
黒井はそうカイザに言った。
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