第7話 深い傷跡
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黒井は片手にペンを持ちながら書類を書いていた。
「ふぅ〜」
黒井は書類を書き終えてお茶を飲もうとしていた。
「あれ?」
湯飲みの中が空だと気づいた黒井はお茶を作ろうとした。
「あの、提督お茶が飲みたいんですか?」
そう翔鶴は黒井に聞いた。
「ああ、丁度仕事が終わったからな」
そう言って黒井は湯飲みを片手に持ちながら言った。
「なら、私が淹れますから待っていてください」
そう翔鶴は黒井に言った。
「ああ、すまないな」
そう言って黒井は冷蔵庫から羊羮を取り出した。
「翔鶴も羊羹食べるか?」
そう黒井は翔鶴に聞いた。
「あっ、はい!」
そう翔鶴は頷いた。
黒井は包丁を片手に持ちながら羊羮を切り始めた。
黒井は普通の厚さより少し圧めに切ってそれを出した。
「提督さんお茶ができましたよ」
そう翔鶴はお茶を出して言った。
「ああ、すまないな」
黒井は羊羮を出して言った。
「提督さんはお茶が好きなんですか?」
そう翔鶴は笑顔で黒井に聞いた。
「ああ、よく仲間達と飲んでいたからな」
そう言って黒井は緑茶を飲んでいた。
「あの、提督さん」
翔鶴は黒井に話し掛けた。
「ん?」
黒井は茶を飲みながら翔鶴を見た。
「提督さんは世界が平和になったら何がしたいですか?」
そう翔鶴は黒井に聞いた。
「世界が平和になったら世界を旅したいな」
そう言って黒井は茶を飲み干して言った。
ーーーーーーー
黒井は片手にカイザフォンを持ちながら空を見ていた。
昔から誰かを助けたいと思う気持ちはどの仮面ライダーにもあった。
だがいつしかわずかな仮面ライダーには強さを求める仮面ライダーが出て来はじめた。
そのライダーの中に3号やカイザも含まれていた。
だが3号はカイザを殺してずっと後悔していた。
自分の拳がカイザの命を奪ってから闇の世界に居た3号を救ったのは本郷猛と門矢士だった。
あの二人は黒井の傷付いた心を優しく癒してくれた。
そしてあらゆるライダーに出会い黒井は本当の強さを知った。
「俺は自分の罪を背負うとしよう」
ーーーーーー
「なぁ、龍田」
天龍は龍田と話をしながら歩いていた。
「なぁに?天龍ちゃん?」
龍田は天龍の方を向いた。
「あいつが本気で俺達のために戦ってくれてるんだよな」
天龍は歩きながら言った。
「でも天龍ちゃんは黒井さんにかなり嫌ってるけどね」
龍田は笑顔で言った。
「仕方ないだろ!あたしはあいつはあんまり得意じゃないんだよ!」
そう天龍は言った。
「君達久しぶりだね
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