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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第95話
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しようとしたが

(うふふ、これなら問題ないでしょう♪)

(……今回は場所が場所だし、念の為に私も認識障害の結界を展開しておくわ。)

「ベ、ベルフェゴール……それにアイドスまで……」

ベルフェゴールとアイドスの念話を聞き、二人が結界を展開した事に気付くと表情を引き攣らせた。

「その……ここだったら私以外滅多に人は来ないから大丈夫のはずよ。このままにしていたらリィン君が歩き回れないからカトレアの代わりに私が責任を持ってスッキリさせてあげるわね……」

その後エーデルとの行為を終えたリィンは服装を整えた。



「そ、その……これで、歩き回れるよね?」

行為を終えて服装を整えたエーデルは顔を真っ赤にして身だしなみを整え終えたリィンを見つめて問いかけ

「は、はい。あ、ありがとうございました。」

問いかけられたリィンも顔を真っ赤にして答えたがある事を思い出し、エーデルに訊ねた。

「その……さっきのエーデル先輩の子供の件で聞き忘れたんですけど……ご両親はご存知なのですか?」

「ええ。リィン君の赤ちゃんができているってわかった日にお父さん達に便りを出して知らせたわ。」

「えっと……ご両親はその事について何か仰っていましたか?」

「フフ、二人ともこんなにも早く”ブルーメ伯爵家”の跡取りができた事に喜んでいたわよ。便りが届いた日に通信で、私に『おめでとう』って祝福してくれたくらいよ。」

「へ……それだけですか?大切な一人娘が学院に通っている間に子供ができたのに……」

エーデルの両親の反応が予想外であったリィンは困惑した表情でエーデルを見つめた。



「前にも言ったと思うけど、お父さん達はリィン君に感謝しているし、私とリィン君との結婚に全面的に賛成しているわ。私を助けてくれた事もそうだし、リィン君のお蔭でお父さん達の処罰が他の貴族の人達と比べると軽くなった上サザーラント州の統括領主に任命されたし。だから別に怒ってもいないし、私のお腹の中にいる私とリィン君の赤ちゃんの育成は私達―――”ブルーメ伯爵家”が責任を持ってするから、安心して。………それよりも大変なのはリィン君の方だから、頑張ってね?」

「え……どういう事でしょうか?」

「その……ね?お父さん達、私にリィン君の赤ちゃんができているって知った後嬉しさのあまりわざわざユミルまで行ってリィン君のお父さん達にも報告しちゃったみたいなの。」

「……あ”。」

エーデルの話を聞いた瞬間、リィンはエーデルの両親より自分の両親の反応が怖い可能性がある事に気付き、冷や汗を滝のように流し始めた。

「勿論その時にお父さん達はリィン君のお父さん達にリィン君には感謝している事やまだ学生の私がリィン君に赤ちゃんを孕まさ
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