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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第95話
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アリサ達と一緒に結婚してくれる”証”が欲しかったのよ。」

「どうしてそこまでして……」

カトレアの話を聞いたリィンは呆けた表情でカトレアを通してエーデルに問いかけた。



「フフ、そんなの決まっているじゃない。”本気でリィン君を好きになったから”よ♪」

「ええっ!?」

そしてカトレアの答えを聞いたリィンは驚き

「もう、私の許可なく私の気持ちを勝手に答えないでよね……」

再び人格が戻ったエーデルは呆れた表情で溜息を吐いた。

「エ、エーデル先輩……その……」

「………カトレアの言った通りよ。学院に戻ってリィン君と接する機会が増えて、リィン君の事を良く知れば知る程リィン君をどんどん好きになったわ。だから卑怯だとは思ったけど、リィン君への気持ちを自覚した日から妊娠防止の魔術を一切使わないでリィン君に抱かれていたの。……ごめんね、こんな卑怯で重い女の子で……」

「そんな!?悪いのはエーデル先輩の気持ちに気付かなかった俺ですよ!エーデル先輩が謝る必要はありませんし……その……エーデル先輩との婚約はむしろ俺には勿体ないくらいだと思っています。だから俺がエーデル先輩を飽きるなんて絶対にありえませんし、一度交わした約束を破るなんて人として最低な事をするつもりはありません。」

「リィン君……フフ、そんな優しい君が大好き……!ん……」

(あ…………)

リィンの言葉に感激したエーデルは自らリィンに抱きついて口付けをし、リィンはエーデルの気持ちに応えるかのようにエーデルを優しく抱きしめていた。



「フフ、よかったわね、エーデル♪次は私の番よ♪ん……ちゅ……ちゅる………!」

「んんっ!?そ、そこは……っ!?ちゅる……ちゅ……!?」」

リィンとの口付けを終えたエーデルだったが、人格がカトレアに変わるとカトレアは舌を絡める深い口付けをリィンと交わしながら片手をリィンの身体のある部分へと持って行って触り始め、カトレアの官能的な口付けと行動によってリィンは強い興奮を感じた。

「チュッ。フフッ、準備は整えてあげたから後は貴女に任せるわね、エーデル♪」

身体越しに伝わるリィンの興奮を感じたカトレアはリィンに軽い口付けをした後自ら人格を引っ込めた。

「もう、カトレアったら…………………リィン君、こっちに来て。」

「エ、エーデル先輩!?」

エーデルは呆れた表情で溜息を吐いた後周囲を見回して誰もいない事を確認すると、リィンの手を引いて物陰へと連れて行った。



「エ、エーデル先輩、一体何を……ちょっ!?さすがにここでするのは不味すぎ――――」

物陰に連れて来られたリィンは自分の前でしゃがんで自分のズボンのベルトを外し始めるエーデルの行動を見ると慌てて制止
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