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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜 戦争回避成功ルート
第94話
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切来ていませんが。」

「ホ………………あれ?なあ、プリネさん。何で俺達の縁談の件でプリネさん達がそんなに詳しく知っているんだ?」

プリネの答えを聞いて安堵の表情をしたリィンだったがある事に気付くとプリネに再び訊ね

「知っていて当然ですよ……プリネさん達――――クロイツェン州の臨時統括領主の方達やリウイ陛下やリフィア殿下も手分けしてリィンさんに来ている縁談の返事をしているのですから。」

「ええっ!?プ、プリネ達どころかリウイ陛下やリフィア殿下まで!?」

「どうしてメンフィル皇家の方達がお兄様の縁談の返事をなされているのでしょうか……?普通に考えたらお兄様のご両親であられる男爵閣下やルシアおばさまだと思うのですが……」

呆れた表情で答えたツーヤの話を聞いたエリオットは驚き、セレーネは戸惑いの表情で訊ねた。



「男爵閣下から自分達に来ている多くの縁談についての話を知ったエリゼさんから何とかしてもらえないかとリフィアお姉様に相談があった上、男爵閣下御自身からもお父様に相談があったのですよ……それで事情を詳しく調べて見るとエレボニアの有力者だけでなくレミフェリアの有力者達や”ラインフォルトグループ”のような大企業からの縁談の申し込みもあった為、さすがにシュバルツァー卿一人に任せるのは常識的に考えて無理があると判断した私達―――マーシルン皇家がリィンさん達に来ている縁談の対処を手伝っているのです。リィンさん達にたくさんの縁談が来るようになった原因は私達メンフィルの思惑のせいでしたから、その事に対する責任を取る為でもありましたので。」

「そんな理由があったのか……」

「し、しかもレミフェリアの有力者達からも縁談の申し込みが来ているって事はまさかその中にはレミフェリアの元首の大公家と関係している所からも来ているんじゃないのか……?」

プリネの説明を聞いたガイウスは呆け、マキアスは表情を引き攣らせ

「そだよ〜。確か”セイランド社”のオーナーからも来ているんだったよね〜?」

「ええっ!?セ、”セイランド社”って言ったらエレボニアだけじゃなく各国にも有名な医療機器メーカーだよね!?」

「確か大公家とも親戚同士であったはずですよね……?」

「というか何でミリアムがそんな事を知っているの?」

「フン、大方”情報局”からの情報だろうが。」

ミリアムの答えを聞いたエリオットは驚き、エマは表情を引き攣らせ、エヴリーヌの疑問にユーシスは鼻を鳴らして答えた。



「まあね〜。レクターなんか『あの暴力女がリィンと結婚したら、クレアのようにリィンに骨抜きにされてちょうどいいんじゃねぇのか♪』って言って、笑っていたけどね〜。」

ミリアムの答えを聞いたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き
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