第20話 Wonder zone
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るとお仕事の邪魔になるわよ」
「......はい」
とりあえず俺は席に座り、鼻にティッシュを詰め込む。
と、厨房の方から声が聞こえてきた。
これは....穂乃果とことりか?
「ことりちゃん、なんかいつもとちょっと違うね!別人みたいにキラキラしているよ」
「そ?そうかな」
「うん!いつも以上に生き生きしているよ!」
「なんかね、この服を着ていると《できる》っていうか、この街に来ると不思議と勇気がもらえるの。もし、思い切って自分を変えようとしてもこの街ならきっと受け入れてくれる気がする。そんな気持ちにさせてくれるんだ!だから好き!大好き!」
「あ!ことりちゃん!今のだよ!」
「今ことりちゃんが言ったことをそのまま歌にすればいいんだよ!この街を見て、友達を見て、いろんなものを見て。ことりちゃんが感じたこと、思ったこと。ただそれを歌にのせるだけでいいんだよ!!」
............さすが穂乃果だな
俺は海未が持ってきてくれたコーヒーに口をつけて1人頷く。
がんばれ、ことり
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「Wonder zone♪き〜み〜に〜♪呼ばれたよ〜走って〜き〜たよ〜♪き〜っと♪不思議な〜♪夢〜が始まる〜♪」
ことりが作詞した曲『Wonder zone』
彼女ならではの可愛さや元気を聴く人に与えるような歌詞。
海未の歌詞も好きだがことりの歌詞も独特でとても良かったと思う。
ことりも満足そうに歌っていた
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ことりside
夕暮れの神田明神の階段前で私達は並んで立っていた
とても楽しかったし、なにより私自身を成長させることができたと思う
充実した毎日だった
「ライブ、上手くいってよかったね〜」
「穂乃果ちゃん、海未ちゃん、大地くん、本当にありがとう!」
「いえいえ、俺もすごく見てて楽しかったよ。個人的にあのライブはかなり好きかな?みんなのメイド服可愛かったし。一人一人とツーショット撮っておけばよかったな〜」
大地くんの平常運転は今日も私達を笑顔にする
少しばかりえっちは方にはしるのは困りものだけどね♪
でもそんな大地くんは私達にとってただのマネージャーじゃないんだよ?
大地くんは....仲間なんだよ?知ってた?
「なんだか懐かしい気がします」
「どうして?」
「ファーストライブを思い出します」
「そうだね....あの時はまだ3人しかいなかったからね」
ファーストライブ
あの時は両手
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