第20話 Wonder zone
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ありませんか。今グループトークで絵里先輩が昼休み部室に来るようにって言ってましたよ!聞いてました?」
は?っと思いスマホを開く
「あ、ほんとだ」
「大地くん、何か聞いてる?」
「ん〜....知らん」
「そうだよね〜」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「アキバでライブよ!」
「アキバで?そりゃまたなんでだ」
部室に集められた俺たちは絵里先輩の言ったことに顔を見合わせる
「それって路面ライブ...ですか?」
「穂乃果違います、路上ライブです」
「あ、そっかそっか」
「アキバって言ったらA-RISEの膝下よ!大丈夫なの?」
「にこ先輩には無理でしょうね〜はは」
にこ先輩に睨まれるも知らんぷりして俺は絵里先輩を見て頷く
「それだけにおもしろそうやん!」
「でも、随分大胆ね〜」
「真姫も大胆にならないとな〜ははは」
「?ぇえっ!?」
「アキバはアイドルファンの《聖地》だからこそ、あそこで認められるパフォーマンスをすれば大きなアピールになるわ」
ふむふむ...さすが絵里先輩。生徒会長やってるだけあって説得力があるな
「それいいと思います!」
「楽しそう〜」
「しかし...すごい人なのでは?」
「海未はあれをしたら?」
「あれ...とは?」
俺は立ち上がり海未の『あの』ポーズをする
「ラブアロ〜シュ〜ト〜?」
ゴンッ!!
「大地....また縛られたいですか?」
「すいませんでした」
海未が黒いので大人しく絵里先輩の話を聞くことにした。
せっかくあの縛りプレイの仕返しをできるチャンスだと思ったのに...
「人がいなかったらやる意味ないでしょ?」
「にこ先輩...それはそうですが」
「凛は賛成にゃ〜!」
「じ、じゃあ私も!」
「よし、決まりね」
絵里先輩がまとめ、路上ライブをすることにした
「よーし!じゃあさっそく日程を---「その前に」
「え?」
穂乃果の言葉を遮って絵里先輩は
「今回の作詞はいつもと違ってアキバのことをよくわかっている人に書いてもらうべきだと思うの」
絵里先輩はことりを見て付け足しをする
「ことりさん、どう?」
「え?....私?」
「ええ、あの街でずっとアルバイトしてたんでしょ?きっとあそこで歌うのに相応しい歌詞を考えられると思うの。はい、これノートね」
「それいい!すごくいいよ!」
「穂乃果ちゃん.....」
「それいいですね、ことりならアキバに相応しい歌詞をかけると思いますよ」
「海未は心の中では
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