第15話 勉強会
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ず後に続いて頭を下げる。
「さぁ!夕飯よ。みんな座って座って」
「「「「「いただきますっ!」」」」」
...............?
相変わらず.....?
〜☆〜
「ふぅ〜...美味かった」
こんなに大人数で談笑しながらの夕飯は初めてで、とても楽しかった
学校の出来事や勉強のこと、穂乃果たちの昔の話とか聞けただけで勉強会に参加してよかったと思った。
「ごちそうさまでした。とても美味かったです」
「お粗末様です。食器はそのままで大丈夫よ」
「いえ、これくらいはやります。というかやらせてください」
「ふふっ、そう。ならお願いしようかしら」
「雪穂〜お茶〜」
「もうお姉ちゃんも笹倉さん見習ってよね。...はい」
「ありがと〜」
穂乃果はリビングのソファに寝転んだ。
「穂乃果、食べてすぐ横になると牛になりますよ」
「穂乃果ちゃ〜ん、勉強するんでしょ〜起きて〜」
ゴロゴロする穂乃果に2人は呆れる。
テレビをつけてくだらないお笑い番組をみてわはははと笑いだしている。
「おらバカ穂乃果〜勉強やれよ〜」
「いやぁ〜もう勉強したくないよ〜」
「穂乃果ちゃんラブライブ出場するんでしょ〜」
「それでも〜勉強したくないよ〜」
ヤダヤダと駄々こねる穂乃果をことりと海未が連行し、俺は穂乃果母と一緒に食器洗いを始めた
「手伝いますよ。」
食器洗いをしている穂乃果母に声をかけて洗剤で磨かれた食器を水ですすいでいく。
「あらま、もしかしてお婿さん修行?」
「違いますよ。ただお泊りさせていただくってわけにもいかないですので」
「そんなこと気にしなくていいのよ〜海未ちゃんもことりちゃんもこうしていつも泊まりに来るから。」
「ですが...まだ付き合いの浅い俺にとってこれくらいは当たり前ですよ」
「そう、じゃあそっちお願いするわね」
「了解っす」
手早く食器洗いをする俺を見て穂乃果母は目を丸くする
「大地くん手馴れているのね....家でも家事とかしているの?」
「そうですね...家には母と俺しかいないので、負担かけさせたくないと思ってやってます」
「ふふ..そうなのね、意外と親孝行な方ね」
「まぁ.....そうですね。あ、そっちもやっちゃいますよ」
「ありがとう。.....ところで美紗子さ.......お母さんは元気?」
「え?まぁ...ピンピンはしてますよ。といっても大人しい親なんですけどね」
一瞬母さんの名前が聞こえたのは気のせいだろうか.....
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