第14話 和解
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.....俺は絢瀬会長のことが好きなんです。付き合って欲しいです』
『昨日は私の事を散々言ったくせに何よ!』
『それは!あなたのことを大事に思っているからです!!絢瀬会長...絵里の事が1番大事だからですよ!』
『そんな.....私は....私は』
ギュッ
『もうそんなに自分を苦しめないでください。俺がずっとついていますから!』
『大地くん!』
ブンブン!いけません!そんなことはありえません!大地に限ってそんなことは!
「海未ちゃん!どないしたの?」
「ひゃうっ!!な..なんでもありません///」
「順番があるんやないの?」
「え?」
「ショックを受けたんやろ?えりちの踊りに」
図星でした。あの生徒会長が昔バレエをやっていたとは.....
だからあんなにも言えるんだと納得してしまいました。
だから私は.....生徒会長に.....
「自分たちが今までやってきたものは何だったのだろうって思いました。悔しいですけど生徒会長がああ言いたくなる理由もわかりました。」
「だから謝ろうと思ったん?」
「いいえ!ダンスを教わろうと思いました。きっと大地も...そう思っているんじゃないかと思います」
「ふふっ.....」
「もし、今のみんなが先輩の半分でも踊れるようになったら本当の意味で人を惹きつけられるのにって!」
希先輩は、何もかもお見通しといった表情で見ていました。
「ウチがにらんだ通りや、あなたたちならそう言うと思ってた。」
「希先輩......」
「でも、それなら先にやることがあるんとちゃう?試験まで...あと5日よ?」
最後に先輩はそれだけを残してどこかへ行ってしまいました。
試験まで....あと5日。
これを乗り越える必要があります。
なんとかしなくてはなりません.......。
〜☆〜
「なぁ...これは一体どういうことだ?海未」
絵里先輩と別れて教室に戻ると、穂乃果が目に隈をつくりながら必死に勉強していた。傍には海未がガミガミと勉強を教え、ことりは海未を落ち着かせようと必死になっている。
「あぁ大地、今日からテストまでの時間は空いていますか?」
「空いてる......はずだけど、何で?」
まさか!デートのお誘い---
「なっ!//////そんなわけありません!!勉強合宿です!穂乃果の家でテストまでみっちり勉強するのです!当然大地も来てもらわなければ困ります」
「おいこら!今スルーしようか迷ったけど人の心を読むな!で?俺も参加?嫌だね〜」
俺は自分の席に荷物を置いて海未の用件を拒否
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