第14話 和解
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んだ。あの楽しげに踊る先輩を見て.....
結果は地区予選を優勝。
先輩方を超えて俺達は突き進んだ。
県大会も俺達は『楽しむ』ことを信念に、向かっていった
県大会も......勝ち抜いた。優勝候補の学校を差し押さえ、俺達は全国の切符を手にした。
ここまできたら...全国の人に俺達のダンスを見て欲しい。そんな目標をたてて、ラストの1ヶ月悔いが残らないように........
全国大会は初戦で負け、俺達のダンスは終わった.....
俺のダンス人生はここで幕を閉じた
俺達は涙は流さなかった....
最後まで笑顔を忘れずに....舞台を去った。
〜☆〜
「.........」
絢瀬会長は最後まで親身になってずっと聴いていた。多分その青年は誰のことか、わかっているだろう。
「その青年は....悔しくはなかったの?」
「そうですね...勿論悔しいに決まってるじゃないですか。でも彼らは自分達が今本当にしたいこと、やりたいことを突き通してきただけです。」
「したいこと....やりたいこと....」
「今のあなたに足りないのはきっとそれなんだと思います」
絢瀬会長は言葉に詰まっていた。
「私の....足りないもの.....ごめんなさい、まだ...」
「絢瀬会長、大丈夫ですよ」
俺は満面の笑みで絢瀬会長を見つめてこう言った
「まだまだ時間は十分にあります。ゆっくり答えを探し出してください。それでも無理な時は、俺を頼ってください!自分に嘘ついたって得なんてしませんよ」
「そう.....あなたがそこまで言うならそうさせてもらうわ。その時は頼んだわよ?『大地』くん」
「あ...呼び方.....。ドーンと!俺に任せてくださいよ!『絵里』先輩」
この瞬間俺は絢瀬会長...いや絵里先輩の味方になれると思った。真面目すぎるこの先輩を救いたい.....俺が今できることは
絵里先輩を....これから先ずっと笑ってもらえるためには
何があるだろうか....
〜☆〜
「あれぇ?そんなところでどうした?」
「あ....希先輩」
朝、絢瀬会長に話があったので生徒会室を訪れた。
ノックをしようとドアに近づくと
「----------」
「-----------」
どうして大地が生徒会長と2人で話をしているんでしょうか
モンモンと嫌な事を考えてしまいます。
昨日は彼は謝りに行くと言っていました。今やっていることがそれなのでしょう。でも......
『.
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