暁 〜小説投稿サイト〜
μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第14話 和解
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でいく彼女たちに魅了された!』


彼の言っていることが...ほんのちょっとだけ理解できた、ような気がする








〜☆〜





翌朝、俺はいつもよりかなり早めの登校をして生徒会室で1人座って人を待っていた。

どうしても....言わなくてはいけないことがあるから
そして謝りたかったから
きっと彼女はここに来るだろうと予測して来るまで待ち続けた







どれくらい待っていただろうか
時計はようやく7時半を過ぎた。そろそろ来る生徒もちらほらいるかもしれない。長居はこれ以上できない
と、思った時に彼女は生徒会室にやってきた。

「あ.......あなたは」


「おはようございます、絢瀬会長」


「.....おはよう...笹倉くん」

昨日の今日でやっぱり気まずいものがある
でもここはしっかりけじめをつけなくてはな!俺は立ち上がって深々と頭を下げる

「絢瀬会長!昨日は出過ぎたことを言ってすいませんでした!」


「え?.....あ」

俺は途中から土下座に切り替える。こっちに来てから2回目でしかもまた女の子に土下座している。でもそんなことを気にしている場合ではない、今回は間違いなく俺が悪いから

「ちょ、ちょっと!土下座しないでよ...頭を上げて」

「生徒会長が許してくれるまで俺は頭を上げません。むしろ踏んでもらっても構いません!てか踏んでください!」

「え?」

「...あれ?」


今...俺は何を言った?踏んでくださいって言ったのか。いやそれは無い。俺はMでもマゾでもない。どちらかというとSだ。その俺が絢瀬会長に踏んでくださいだと?........いいかもしれない

結論。俺は年上が相手だとMになる


「笹倉くん.....変態。でも、まず頭をあげて?」

「は...はい」


絢瀬会長の顔は若干引き気味の苦笑いだった
恥ずかし〜っ!!/////////


「昨日の事はもう気にしてない...って言ったら嘘になるけど、そこまで気にしてないわ。私こそムキになってごめんなさい」

「いや....生徒会長が謝ることでは......あ、いや。俺には謝らなくていいです。生徒会長の素晴らしいビンタで目が覚めましたから。」

「じゃあ私は誰に謝ればいいのよ」

困り顔で絢瀬会長は言葉を紡ぐ

「俺は彼女たちに....μ‘sのメンバーに謝って欲しいです。特にあの場にいた海未に」

困り顔から少し真面目な顔に戻る。あれだけ言ってもやっぱり彼女たちを認めてないのか...
でも...絢瀬会長にも認められない理由がある、その理由を知っているからこそ絢瀬会長の心情を理解できてしまった。

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