第13話 条件と対立と
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出られるような順位では......あ!穂乃果!ことり!見てください!」
パソコンに向かった海未は手招きして穂乃果とことりを手招きする。
「ん〜?どんな感じ?」
俺もついでに覗き込む。
「おお!すごいよ!すごいよ海未ちゃん!」
「ほんとだ!順位が上がってる!」
「えっ!?嘘っ!?」
珍しく真姫も興味を持ったのか席を立ってやってくる。
「どれどれ〜?」
前回は順位は3桁だった。それが今は2桁.....95位までのぼりつめた。
「急上昇ピックアップスクールアイドルにも選ばれているよ!」
7人になったμ'sの動画のコメント欄にも好意のあるコメントばかりだ!
『7人になったんですね!いつも楽しく見ています!』
『μ‘sのダンスや歌を見ると元気が湧いてきます!』
『新しく入った赤い髪の女の子かわいいです!』
『撮影しているの男性の方ですよね?マネージャーですか?羨ましいです』
『こんなに可愛い少女たちに囲まれているとか.....』
とかとか......なんか明らかに俺のこと言ってるよな?
まぁ..μ‘sのサイトに集合写真として俺も何故か写ってるからな.....
「うわぁ〜!凛たちもしかして人気者?」
凛は目をキラキラさせて興奮する。真姫は相変わらず無表情だけど髪をくるくるいじっている。なんとなくだけど真姫は照れ隠しするときによくくるくるしてるよな.....癖か?
「あ、そういえば...」
と、真姫が思い出したといった表情で話始める
「人気が上がったからなのね....」
「は?なにが?」
「いや...昨日、帰ろうとしたら中学生に『写真お願いします』って言われて.....」
「「「「「「「ええええええっ!!」」」」」」」
「真姫ちゃん!まさかの出待ち!!!」
「ずるいよ!穂乃果は1度もないのに〜!!」
「そういうこともあります!アイドルというのは残酷な格差社会でもありますから!」
俺は黙って手を上げる
「どうしたんです?大地」
俺は嫌な汗を流しながら花陽並の小さな声で話す。
「俺も........今日の朝......出待ち.....されました」
「「「「「「................へっ?」」」」」」
みんなも目を丸く見開いて俺に注目する
『ふぁぁ...ねみぃ...マジで模試大丈夫かな〜』
『あ、あの!!』
『うん?え?あの....君達は?』
『あの....私達はμ‘sのファンなんですけど....』
『あ、あぁ...あいつらに用か?』
『い、いえ!用があるのは
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