第13話 条件と対立と
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事件は唐突に起こった。いや....事件というわけではないな。
まぁとにかく、俺達...あぁTwitterで呟く前に俺の質問に答えてくれよ
スマホなんの媒体でツイートしてるか知らないけどTwitterにいるんだからメッセージ送られてることくらい気づいてるだろ?、μ‘sにとって大事な一大イベントが開催されることとなった。
その知らせを聞いたのは新作のPVを投稿して4日後。部室には俺、穂乃果、海未、ことり、凛の6人がいた。
俺は中心の長机で勉強し、穂乃果はお茶を飲み、海未とことりはとりとめのない会話をし、凛はパソコンで女の子の服を販売するサイトを見て「いいな〜」と呟いていた。
で、問題に一息ついたところにいきなりバンッ!!ってドアが開いたんだ
みんな驚いて振り向いたそこには息を切らしちょっぴり汗をかいた花陽が
いたんだ。走ってきたのかもしれない。てか、花陽が廊下を走ってるって時点でみんなびっくりしていた。
だって..花陽だぜ?俺の中ではμ‘sの天使1位2位を争うような彼女がここまで取り乱すんだぜ?これは何かあるなと思ったわけですよ。
「花陽ちゃんどうしたの?とりあえず、落ち着いて」
穂乃果が呑気にお茶を飲みながら花陽を落ち着かせる。普段なら落ち着く花陽だけど今日はいつもと違ってそんなことはなかった。
そして、花陽が口を開いた
「タ.........タスケテェッ!!!!!!!!」
第一声がタスケテェッ......意味がわからなかった。
「タ...タスケテェッ?」
すぐに穂乃果が復唱する。
「じ、じゃなくて.....えと....た、大変!!大変ですぅっ!!!
「で、何があったんだ?大変なのはわかった。だけどなにが大変なのか教えてくれ」
すると花陽は俺に近づいてくる。まて....天使が俺に近づくと理性が無くなるって!アカン!まじで天使花陽様!
「ラブライブです!ラブライブが開催されることなりました!!」
めっちゃ近距離で告げられた『ラブライブ』
なんか前にサイトで見たような....見なかったような?
「ラブライブ.......ってなに?」
穂乃果はいつもの如く知らなかった。みんなも知らないって顔をしているから穂乃果が知らなくて当然か.....
「ん?大くん今失礼なこと思わなかった?」
穂乃果がジト目で俺のことを見る。
「ちょっと待って。海未といい穂乃果といい、なんで俺の心読んでくるの?」
ちょっぴり怖くなってきましたよ?
「そんなことはどうでもいいのです!見てください!」
まさか花陽にスルーされるとは夢
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