第52話残酷な兄妹の現実、そして少女の言葉を心を洗って・・・
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ました。怒らないでやってくれ、嫌いにならないでやってくれって。私は怒ってませんし、嫌ってもいません。だって私、パパやママと同じくらいにライリュウさんの事・・・おいちゃんの事が大好きですから」
この少女の優しく心を洗われるような言葉は、竜くんの心に突き刺さろうとしていた刃を塵と化し、壊れかけた心を癒していく。その言葉を聞いた竜くんは大量の涙を流し、両腕でゆっくりと、強く、幼い少女を抱く。この光景は私達の心の奥深くに温かく染み込み、知らずの内に涙を流していた。きっと彼にはーーー竜くんにはなんのわだかまりも存在しないと思う。みんなーーーそう思ってる。
それにしても、出すタイミング逃しちゃったなぁ。いつ出そうかな、さっき世界樹の障壁の上から落ちてきた、タップしてもウィンドウの出ないーーーこのカードキー。
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