【ハリー・ポッター】編
147 再々転生
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
落とされて──っ」
―ロニー坊や、起きて―
―おいフレッド、ロニー坊やがおねむだぜ―
―おいおい本当かよ。まだまだ夜はこれからだってのに勿体無いよな。なぁ、ジョージ―
「……思い…出した…」
ミネルヴァさんに不意打ちが如く送り出され、まだ3回目なのだが──いつもみたく、今世≠フ記憶の継承を自覚。……そして直ぐに升田 真人≠ニロナルド・ランスロー・ウィーズリー≠フ記憶は、ちょうど良い具合に合致した。
「……僕>氛氓っん! 俺≠フ名前はロナルド・ランスロー・ウィーズリー=Bウィーズリー家の末弟。年齢は7歳」
……一人称がぼく≠フはずがおれ≠ノなっていたのはご愛敬なのか。I〜〜(俺は〜〜)≠ニ前世の口調で口を開いても、会話上ではI(僕は)∞My(僕の)∞Me(僕を/僕に)≠ニなるので日本語だと不思議だね>氛氓ニ、気にしない事に。
取り敢えず舌が回りきっていなかったので修正して、以前の様にここ4年分の記憶≠ノ検索を掛けてゆく。……すると幾つかの聞き覚えある単語≠ェ涌いてきた。
「【吟遊詩人ビードルの物語】死の秘宝∞マグル∞ロナルド・ウィーズリー>氛氓サして、名前を呼んではいけないあの人=c。……そうか、ここは【ハリー・ポッター】の世界──か…?」
思わず頭を抱えたくなる。これまでは【ゼロの使い魔】、乃愛が云うには【東方Project】【ソードアート・オンライン】の世界と順に転生やら転移を繰り返してきたが、原作知識≠ェ無いからこそ♂~満に進められたと云うことは何と無くだが自覚している。
しかし、【ハリー・ポッター】は割りと好きな映画だったのでDVDで<Vリーズを徹して何回も観直している。……しかしそれは映画版≠フ話で、原作版≠呼んだのは円からシリーズ全巻を借りた一回だけと云う現状もまた頭を抱えたくさせる要因となっていた。
……ちなみ【PSYREN】な世界線について触れてなかったのは、腰を据えて居を構えたわけではないのでノーカウントしたからである。
閑話休題。
「……ハリー・ポッター≠ヌこいった。……それに──誰だよ、アニー・ポッター=v
また頭を抱えたくなる。いくら記憶に検索をかけても名前を呼んではいけないあの人≠ゥら生き残った子供≠ニして記憶に浮上するのはアニー・ポッター≠ニ云う──知っているが識らない名前≠セった。
「なるようになるか…」
ミネルヴァさんの言葉──気楽にやればいい≠ニ云う投げ遣り応援を思い出して、時間も割りと早めだったのでまた眠りについた。……フレッドとジョージ──上の双子が起こしに来る、ほんの数分前の事であ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ