第七話 偵察任務。その1
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予感だけでこの上空に直掩機を割くのか。そうなれば戦場に到着する艦載機は少なくなる。それでいいのか?」
「いいえ、紀伊さんのおっしゃるとおりです。そこで、日向さん。あなたは偵察機を散開させ、私と紀伊さんの部隊から何機か直掩機を上げましょう。それでいいですか?」
折衷案だったが、紀伊はすぐにうなずいた。ためらっている時間はない。行動が肝心だった。
「いいだろう。」
「わかりました。」
日向はカタパルトから次々と、偵察機を発艦させ、鳳翔と紀伊はいったん艦列から右翼と左翼に広がり、空に向けて次々と艦載機を放った。
(お願い・・・・!どうか間に合って・・・・!)
紀伊は祈るような思いで見守っていた。
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